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スリの集団に遭遇@パリ

161215
パリから帰国の途に就くため空港に向かおうと、宿泊先からロワシーバス(Roissy Bus)の乗り場に向かっていた。
二人でスーツケース2個に加え、私は肩から大きなバッグを抱えている状態で、大して買い物をした記憶もないのに荷物は増えてしまっていた。
約1週間の旅行の帰国日ともなると、嬉しい一方で数日親しんだ景色とも当分はおさらばと思うと少し寂しい気がしていた。

歩くこと数分、バス停が目の前という時、狭い歩道で5人ほどの少女の集団と遭遇した。
子供が平日のこの時間にウロついているというのは普通ではない。
もちろんズボンのポケットには財布を入れていない。
荷物を抱えているので、囲まれた場合にどうやって突破するのかと緊張が走る。
集団の数人をやりすごし、最後の少女が先行するKeiと私の間に割り込もうとした。
「来た!」囲まれる前に荷物を盾にして突破しようとしたその瞬間、「何すんのよっ!アンタたちっ!」と、Keiが振り向きざま鬼の形相で一喝(もちろん日本語)。
少女がわめいたのを機に仲間の少女たちも加わって我々を囲み込もうとするも、Keiも負けずに「うるさいっ!あっち行きなさいっ!」と鬼もここまで怖くはないだろうと思われる形相でさらに一喝しながら集団に踏み込む。
ついでに少女の一人の腕を軽く押し返すと、少女たちはわめきながら雑踏の中に消えていった。

少女たちはどう見ても東欧系の顔立ちで、恐らくロマの子供たちだったのだろうと思う。
滞在中買い物をした店で、日本人の店員さんから観光客が被害に遭っているのを目撃したという話を聞かされていたのだが、最後の最後に遭遇してしまった。
KeiはKeiで、「この子たち怪しい!」と思った瞬間、自動的に戦闘態勢に入ったらしい。しかしKeiのこの感性は諸刃の剣だ。もし違った場合はどうやって取り繕うのだ?

それにしても、こんな少女たちが出稼ぎに来るとは、EUの理念は何なのだろう?
少し残念な気持ちを引きずったまま、空港へ向かうバスの車窓の風景を眺めていた。【Ham】

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