グランドサークル旅行 撮影編①機材

170624
長い旅行はアラスカ旅行以来だ。
冬のアラスカはオーロラが目的。
オーロラを撮影するための機材を山ほど抱えて持って行った。
4台のカメラを3本の三脚に載せた。Theta Sを加えると5台のカメラと4本の三脚だ。
レンズは広角の明るい単焦点ばかり。
オーロラ撮影に不要なものは極力抑えたが、防寒用品を含めると恐ろしい量の機材だった。
滞在型の旅行だから、それでも何とかなった。

同じ滞在型でも香港やハワイでは街歩きが中心となるので、機材はできる限り最小限にしている。
もちろん三脚など持って行くことはない。
本体と広角ズーム、標準ズームが基本だ。

以前は単焦点の標準レンズも持って行ったが、最近は真面目に料理を撮らなくなったので、持って行かないことが多くなった。

それでは、毎日が自動車での移動の連続となるグランドサークルをどうしたものか迷った。

雄大な景色ということで、広角ズームが中心となるだろう。しかし、本当に広角だけでよいのかは怪しい。

そしてアンテロープ・キャニオン。
シリアス・フォトグラファーという普通のツアーより遥かに高額のツアーを申し込んだものの、「三脚を持ってこい」という。
そのため、2本の三脚を持って行った。

そんなこんなで多くの機材を持って行くことになった。

α7s     16-35mm
α6000   24-240mm、8mm対角線魚眼、10-24mm
P900

この他にコンパクトデジカメとTheta Sを持って行った。

α7sを持って行ったのは高感度に強いことだ。
アンテロープキャニオンの中はかなり暗いようだし、朝晩の撮影が多いことを想定してのことだ。
メインはα7sに16-3mm5の広角ズーム。
サブとしてα6000に24-240をつけて望遠寄りの撮影に備えた。
α6000はAPS-Cなのでこのレンズは36-360mm相当になり、16-35mmをつけたα7sとの組み合わせで16-360mmの領域を切れ目なくカバーできる。

α6000には状況に応じて交換するように広角と魚眼を用意した。

P900はさらに超望遠が必要になった時の備えだ。

Theta Sは雄大な景色を360°で撮影するものだ。
自撮り棒の先に取り付けて視点を変えて撮ることにした。

Theta SはモニターがないのでスマートホンからWifiで制御するのが基本だが、今回は有線のリモコンを用意した。
写る範囲は360°なのでモニターで確認する必要はないし、Wifiを接続するのに結構手間取ることが多いからだ。

レンズをつけたα7s、α6000、P900そしてTheta Sをモンベルのカメラバッグに入れて持ち歩いた。

このバッグを使うのは久し振りだ。
街歩きの多い香港などでは身軽な方がいいので、このバッグを使うことはない。

ショルダーバッグ型の大きなカメラバッグを長時間持ち歩くと首や背骨への負担が大きくなる。

それを少しでも軽減するため、ストラップを長めにしてメッセンジャーバッグのように襷がけとした。

さらにこのバッグはあたかも巨大なウェストポーチのようにして腰に固定することができる。
バッグがブラブラしないようにできるので山歩きには便利な機能だ。

グランドサークルへはレンズクリーナーの他に普段は使うことのないエアダスターを持参した。
アンテロープキャニオンなどの砂埃を取り除くためだ。
埃は半端な量ではないのでブロワーでは追いつかない。【Ham】

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新しいカメラには新しい雲台を

170415
左の雲台:Slik ビデオグランデⅡN、右の雲台:ManfrottoのMVH500AH

釧路のタンチョウ撮影をきっかけに新しいカメラNikon P900を買ったのはいいが、それを載せる雲台については迷ってしまった。
釧路へは若い頃に買った三脚に付属していた古い3Way雲台を持っていった。
ところが50倍ズームのCanon SX50SHですら、扱いにくくて困ってしまったのだ。

焦点距離が長くなると、画面に見えている画角が極めて狭くなり、ほんの少し動かしただけで大きくずれてしまうからだ。
83倍ズームとなるとさらにひどくなるのは自明の理だ。
解決策としては雲台を変えるしかない。

まず考えたのはギア雲台。
望遠鏡と考えれば、ギア式の微動装置の方が扱いやすい。
しかし、動画撮影には適さないし急に方向を変えたい時には扱いにくそうだ。
次に考えたのはオイルフリュード機構のついたビデオ雲台。
ダンパーが効いていて、少しずつ動かすのにはもってこいだ。
しかし、カメラの重心位置が少しずれただけでバランスを崩してしまい、気を許していると勝手にお辞儀したりのけぞったりするのが気に入らない。

そこで、オイルフリュードにカウンターバランスのついたビデオ雲台とした。
実はそのタイプとしてはオーロラ用にManfrottoのMVH500AHを持っているのだが、いかんせん重い。
オーロラ撮影の時には2台のカメラを載せたので、そのくらいでちょうどよかったのだが、1台だけには少々立派すぎる。
ということで、SlikのビデオグランデⅡNを新たに購入した。
カウンターバランスつきの雲台としては、恐らくこれが最軽量だろう。
軽量化のためかコストダウンのためか知らないが、プラスチックを使っているというのは気に入らない。
だが、カメラ1台だけなら剛性不足はないだろう。

この雲台は固定ネジを緩めた状態で水平方向付近に向けてから手を放してもカメラは動かない。
カウンターバランスとオイルフリュードのおかげだ。
これがオイルフリュードだけだときちんとバランス調整をしてやらないとこうはいかない。
問題は上や下に向けた時に、カウンターバランスの方がカメラの重量より優ってしまい、水平方向に戻ろうとすることだ。
カウンターバランスの設定が2kgなのにカメラが1kgしかないのが原因だ。
もっとも月を撮る時以外はほとんどの対象は概ね水平方向と考えられるので、これはあまり問題にはならないだろう。
ハンドルがMVH500AHよりわずかに長いというのは携帯性で劣ることになるのだが、所詮はそれより長い三脚を持っていくのだから大した問題ではない。
むしろ長いことで、扱いやすくなるというメリットの方が大きい。

これでP900を使う環境が整った。【Ham】

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大きくて重いコンデジ

170411
釧路で初めてタンチョウを撮ったのだが、音羽橋からの姿は肉眼ではほとんど点だった。
それを見越してか、タンチョウを撮りに来ていた人たちの機材は大砲のようなレンズをつけた高級一眼レフばかり。
三脚もカーボン製の頑丈で大きなもの。
総重量6~10kg、総額50~150万円といったところ。
私はコンデジのCANON SX50SHを小さな三脚に載せた。
総重量1.5kg、総額5万円。
しかし、50倍ズームで1200mm相当だから、下手な大砲より大写しができる。
ある意味痛快だ。
画質さえ追求しなければ、コンデジでもタンチョウを楽しめるのだ。

これに味をシメてしまい、さらにズームの大きいNIKON COOLPIX P900を買ってしまった。
約1kg、6万円弱。
83倍ズームで2000mm相当だから、これは望遠レンズではなく望遠鏡の世界。

それにしてもデカい。
コンデジのくせに標準ズームをつけた一眼レフ並みの大きさと重さだ。
しかし、望遠鏡だと思えば恐ろしく小さくて軽いと言うべきだろう。
月や鳥などの自然相手に遊べそうだ。【Ham】

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新しいgadget

160417
DSC-HX50Vを買ったのは2013年7月。
その前のPanasonicのDMC-TZ30は2012年3月。
高倍率ズームのコンパクトデジカメは身軽に動きたい普段の生活でも重宝する。
言うまでもなく、旅行に出かけた時でも便利なので、何かと出番が多い。
結果的に酷使してしまうのか、高倍率ズームという複雑な構造のためなのか、故障も多いことになってしまう。

1月の香港旅行の時にDSC-HX50Vはレンズバリアが故障してしまった。
壊滅的な故障ではないので、修理すればすむ。
しかし、2年半使っているうちに新しい機種が出ている。
そろそろ買い替え時ではないかと思ったりしているうちにアラスカ旅行は過ぎてしまった。
おかげでアラスカには望遠ズームを1本余分に持っていく羽目になった。

ちょうどその頃に発売されたのが、キャノンPowerShot SX720 HS。
DSC-HX50Vの30倍の上を行く40倍ズーム。
この種のコンパクト型では最強だ。
50倍ズームのPowerShot SX50HSのまであと一歩。
PowerShot SX50HSの存在価値を脅かしてしまう。

悩みに悩んだ挙句、恐る恐るKeiに相談したら、「何をグズグズ言ってるわけ?とっとと買えば?」と拍子抜けするほどの返事。
Keiの気が変わらないうちに買ってしまった。

実際使ってみると、この小さなボディに40倍ズームは結構扱いにくい。
気を緩めて迂闊にズームをかけると、すぐに対象物が外れてしまうか手ブレをおこしてしまうのだ。
しかし、しっかり構えてさえいれば40倍ズームの威力はさすがと言う他はない。

一方、近い対象物を撮る時は割合ピントが合いやすく、DSC-RX100のようなストレスはない。
40倍ズームさえ使わなければ、何にでも使いやすいようだ。

レンズは暗いし撮像素子も大きくないので、オーロラを初めとする暗い対象には弱いけれど、α7をはじめとする一眼カメラを補うのに活躍しそうだ。
40倍ズームを使う時だけは気をつければよい。

なお、PowerShot SX720 HSのバッテリーは、(DSC-RX100とDSC-HX50Vのバッテリーが同じであったように)PowerShot G7Xと共通だ。
バッテリーの共用性は私にとってカメラ選びの重要なポイントの一つでもあるのだ。【Ham】

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初心者の考えたオーロラ撮影 実践編No.6('16年)

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

Northern Lights at A Taste of Alaska Lodge - Spherical Image - RICOH THETA

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

✣全天球
カメラ: RICOH THETA S
感度: ISO400
シャッター速度: 15秒
絞り: 開放

カメラとしての性能は低く、最高感度もISO1600しかない。
このため無理に感度を上げずにISO400に設定し、その分たっぷりと露出を与えた。
寒さもあったが、このことも電池の消耗を早めた原因になってしまったかもしれない。

THETA Sは三次元の世界では原理的にこれ以上広げることのできない360゚という画角が特徴。
今回のオーロラ撮影の目玉だ。
JPEGで保存された元の画像を見ると歪みの大きなパノラマ写真でしかない。
ところがこれを処理してやると、あたかもその場にいるかのような臨場感のある映像を得ることができる。
いわゆる仮想現実感と呼ばれる世界で、やってみるとこれはゴキゲンだ。
参考までに、同じ場所で昼間に撮ったものも並べておいた。【Ham】

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初心者の考えたオーロラ撮影 実践編No.5('16年)










✣動画
カメラ: Sony α7S+Sigma 20mmF1.8
感度: ISO104800
シャッター速度: 1/15-1/20秒
絞り: 開放

構成も設定も前回から変更はない。
派手さでは前回には及ばなかったものの、いろいろな形に変化するオーロラの面白い動画を撮ることができた。
雲台の差による滑らかな動きは映像を見ていてわかる。【Ham】

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初心者の考えたオーロラ撮影 実践編No.4('16年)






✣タイムラプス
カメラ: Sony NEX-3N+Samyang 8mmF2.8
感度: ISO3200
シャッター速度: 4秒
絞り: 開放

これも前回と同じ組み合わせだが、今回はとにかくカメラを動かさない定点観測に徹した。
タイムラプス(time-lapse)動画にした時に、視点が動かない方が一晩の経過を説明するのに適しているからだ。
そしてより滑らかな動画にするため、今回はシャッターの間隔を前回の10秒間隔から半分の5秒間隔にした。
シャッター速度も8秒から4秒に短縮し、その分感度を上げることになった。
静止画としての品質は下がるが、タイムラプス動画としては十分だと判断した。
一方、当然のことだが、撮影枚数も2倍になる。
メモリーカードの容量はともかく、電池の消費が心配だった。

ところが、2倍の枚数を撮影しても、消費する電力は変わらなかった。
シャッターを開けている時間が変わらないなら差はないということらしい。
電池1個で約4時間、実に3000枚近く撮影できたのだ。
寒いとバッテリーがすぐにダメになるというが、最善の対策はひたすら撮り続けることかもしれない。【Ham】

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初心者の考えたオーロラ撮影 実践編No.3('16年)

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✣静止画
カメラ: Canon Power Shot G7X
感度・絞り・シャッター速度: オート

意外だったのはG7X。
これだけでオーロラ撮影ができてしまうことを確認できた。
Sony DSC-RX100でオーロラを撮影できるのだから、当然といえば当然なのだが、より広い画角を持っている分だけ使いやすい。
Keiが自主的に持ち出したので、全てオートで手持ち撮影といういい加減さ。

問題だったのは、オートフォーカスが迷ったということ。
さすがに暗すぎてピント合わせができないのだ。
写真に興味のない人でオーロラ観測のツアーに参加するのなら、これ1台で十分だろう。
オートフォーカスを手動で設定して三脚は華奢なものでもあった方がいいだろうが、カメラを固定できるものがあればそれでも十分かもしれない。【Ham】

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初心者の考えたオーロラ撮影 実践編No.2('16年)

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✣静止画
カメラ: Sony α6000+Samyang 12mmF2.0
感度: ISO3200
シャッター速度: 2秒
絞り: 開放

α6000と12mmはコンパクトでしかも安価な組み合わせだ。
しかし画質は決して悪くないし、レンズの歪みが少ないので自然な感じになる。
今回はこの画角がオーロラには最も適しているように感じた。【Ham】

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初心者の考えたオーロラ撮影 実践編No.1('16年)

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160404e
✣静止画
カメラ: Sony α7+Sigma 24mmF1.8
感度: ISO6400
シャッター速度: 1秒
絞り: 開放

α7と24mmの組み合わせは去年と同じ。
雄大なオーロラを捉えるのには少々狭いようだ。
局所的に渦を巻いた時などはよいのだが、そういったケースは全体から見たら多くはなくて、心なしか出番が少なかった。【Ham】

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より以前の記事一覧