食べ物撮影の「三種の神器」

090919撮影の道具と言えばカメラやレンズなどを連想しますが、それは当たり前のものとしてとりあえず説明を省きます。
今日ご紹介するのは裏方の小道具類です。

食べ物の中に何かが詰められていて、その中身の説明をしたい時に断面の写真を撮ることがあります。
しかし、夫婦揃って歯並びがよくないこともあって、かじりかけの食べ物の写真を載せるのはあまりにもみっともないので、旅行にはたいていハサミとナイフを持って行きます。

ハサミは100円ショップで買ったもので、ソウルの焼肉屋などで店員がハサミを使ってサッサと切り分けているように、皿などのないところで切るのに便利です。

ナイフは機内食に出されたものを使っています。
まぁプラスチック製ですから、いただいても問題はないでしょう。
レストランでナイフをお借りすることもありますが、皿を傷つける心配がないので、このプラスチック製というのは安心して使うことができます。

でも予め断面の写真を撮ろうと思っていなかった時に限って、中に面白いものが詰まっていたりすることがあって、あとの祭りということも少なくありません。
数がいくつかある場合には、改めて撮り直しができるのですが、1個しかない場合には次回に再挑戦ということになってしまいます。

それから旅行に持って行くことはめったにないのですが、自宅で小物などを撮影するのに紺と赤の色の布を使っています。
この布は小物の色を浮き立たせる効果とともに、我が家の安物のテーブルを隠すという効果があります。
近くの手芸用品店で買った値段の安い布ですが、フェルトよりシワができにくく重宝しています。
ただし、光によって同じ布とは思えないくらい色が変化してしまうというのが難しいところです。
色の再現性という点ではフェルトの方に軍配が上がるかもしれません。

プロの料理写真ともなれば、テカりを出すための油とか味醂、瑞々しさを演出するための霧吹きなど、食べることができなくなってしまうような小道具も少なくないようですが、素人の私たちが食べることを前提にして使う小道具は、どうしても限られたものになります。【Ham】

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ブロガーさん?@ソウル

090314ミスド(Mister Donut)で韓国オリジナルのドーナツを食べていると、斜め後ろの席では若い女性が一眼レフをバッグから取り出してドーナツの撮影をしているところでした。
連れの男性の方がおとなしくチーンと待っているのが面白い。
ブログのネタにでもするのでしょうか?
きっと、いつもこんなふうに待っているのでしょうね。

以前に和居和居でも二人連れの女性の片方が一眼レフで料理の写真を撮っていて、その時にはすっかりカメラ談義で盛り上がったということがありました。

いずれの女性も一眼レフを使っていましたが、コンパクトカメラや携帯電話のカメラを使っている人を含めて、圧倒的に料理の写真を撮っているのは女性であることが多いようです。

世間の男性は食べ物に興味のない人が多いのか?
はたまたブログなどで情報発信しているのは女性に多いのか?
いずれにしても男性の私としては少し肩身の狭い思いをしています。Keiが「早く撮れ!早く食わせろ!」といつもスゴむし…。【Ham】

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韓国製ミラーレンズ

090305aカメラやレンズというと日本のメーカーの独壇場で、値段の高いドイツ製が少し売られているくらいです。
香港やハワイへ行くと韓国製カメラも見かけるのですが、韓国製のレンズとなるといままで売られているのを見たことがありません。

去年から日本で売られている少し変わったレンズとしてはKenkoの800mm F8ミラーレンズがありますが、実はこれは韓国製だったのです。
オリジナルは"Samyang Optics"という会社が"Polar"というブランド名で販売しているレンズで、KenkoはOEM供給を受けているものと思われます。

私は20年以上も前に買ったKenkoの500mm F8というミラーレンズを持っていて、現在でもたまに使っています。
これも多分SamyangのOEM製品なのでしょう。

このミラーレンズの長所を挙げると次のようになります。
✤焦点距離の割に安価
✤コンパクトで軽い
✤焦点距離の割に最短撮影距離が3.5mと短い
✤色収差がない

一方、短所も多くて、
✤ピント合わせがマニュアルで、しかも非常に合わせにくい
✤被写界深度が浅いのでピントの合う範囲が狭い
✤レンズがF8と暗いので手持ち撮影では手ブレを起こしやすい(α700内蔵の手ブレ補正はこのレンズには効かない)
✤レンズに三脚座がないので、三脚を使う時にはカメラ側に取りつけねばならず、そうすると少し前のめりになってバランスが悪い
✤逆光気味になるとコントラストが著しく低下する
✤コマ収差が大きい
といったところ。

Kenkoブランドのこのレンズを使っているユーザーからは不満タラタラの声が上がっているのを承知の上での購入です。
食べ歩き主体の身軽な旅行を目指している以上は、重いレンズを持ち歩くこともできず、コンパクトで軽いというのは何物にも代えがたい魅力なのです。
Kenkoブランドなら国内で補償を受けられるということはわかっているのですが、折角ソウルへ行くのだからちゃんとした(?)オリジナルの韓国製を買おうと思っていました。

ナンデムン(南大門)近くのカメラ屋街を片っ端から当たったものの、このレンズを扱っている店がなかなか見つからず、「皆さんどうして自国製品を取り扱っていないのさ!」と半ば諦めかけたところでやっと見つけることができました。

確かに使ってみると、このレンズは決して良い画質とは言えないですし、また、とても扱いにくいレンズなのですが、こんなに小さくて800mmなので大満足しています。
値段についても価格交渉をしなかったので「言い値で買うなよ~」とHさんには叱られてしまいましたが、日本でKenkoブランドを買うよりはずっと安かったです。
ここでも「レートの分だけ安い」の恩恵にあずかることができました。

   090305b
とりあえず、試し撮りの1枚(20%に縮小、トリミングなし)をご紹介します。
画質はいまひとつですが、800mm(α700では実質1200mm)で月を手持ち撮影するなんて、いままで考えてみたことがなかっただけに痛快でした。【Ham】

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再び新しいgadget

090122旅行ともなると一眼レフカメラを持っていくのが当たり前ですが、普段持ち歩くのは小さなコンパクトデジカメLumix DMC-FX500です。
シャツの胸ポケットに入るくらい大きさなので重宝しているのですが、画質にはやはり限界があります。

KeiのLumix DMC-FX01の調子が悪くなってきていて、「後継機(Lumix FX-37)が安くなってきたからいっそ新しいのに買い替えた方がいいよ」などとすすめておきながら、いざカメラ屋さんに行ってみたらなんだかんだと理由をつけて、結局買ったのは自分用のLumix DMC-LX3(1年もたたないのに浮気してごめんね。どうやらgadget loverは浮気性でもあるらしい)。

Lumix DMC-LX3は簡単で使いやすいコンパクトデジカメが当たり前という中では珍しいことに、レンズの蓋を外さないと撮影できないという変わり者。
これは面倒なのですが、考えてみたらLumix DMC-FX500を除くと、いままで蓋を外さないと撮影できないカメラばかり使ってきましたので、私にとってはあまり大きな問題ではありません。
逆に、現行のコンパクトデジカメの中では最も明るいF2.0というレンズと画質の良さを考えれば我慢できます。
また、望遠側のズームが効かないというのも広角側に強いと考えれば問題ありませんし、望遠は他のカメラに任せると割り切ればよいのです。

このLumix DMC-LX3で面白いのが縦横比をワンタッチで変えられること。
デジカメで一般的な4:3の他、一眼レフと同じ3:2、ワイド画面の16:9です。
しかも、縦横比を変えても対角線の画角が変わらないのです。
Lumix DMC-FX500の場合のように、ワイドの16:9にすると単に上と下の領域がカットされるだけというのとは大違いで、本当にワイドな領域を撮影できるようになるという優れものです。
それに、高画素化一辺倒の中にあって、あえて画素数を増やさなかったという反骨精神も好ましい。

万人受けしそうなPanasonicにしては、このLumix DMC-LX3はクセのある個性的なデジカメで、誰にでもすすめられるカメラではありません。
でも実際に撮ってみるとよく写るし、一眼レフとは違った視点の写真を撮ることができそうです。
多分、料理写真も結構イケるのではないかと期待しています。
これで撮った写真もこのブログでも少しずつ掲載していきたいと思っています。【Ham】

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gadgetの改良

080614a"gadget"もそのまま使うのではなく、手を加えてより使いやすいものとするのが私の流儀。
時々失敗して後戻りできなくなってしまい、結果的に見向きもしなくなるケースもありますが…。

まずは簡単なものから。
ビックカメラの携帯電話用品で見つけたクリップ。
これをつけておけば、携帯電話と同様に胸ポケットに入れておいても誤って落とすことがありません。
実際、何度落としかけてこのクリップに助けられたかわかりません。
しかも、外さずにそのまま引っぱれば(少し構えにくいのが難点ですが)手ブレ防止にも役立ちます。

次は東急ハンズで買ったミラー(凸面鏡)。
フレネル型なので凸面鏡と言っても実際には平面です。
カメの顔が小さく映っているのがおわかりいただけるでしょうか?
これをボディに両面テープで貼りつければ自分撮りの時に狙いを定めやすくて便利です。
鏡の中心に自分を合わせてしまうと少しだけカメラの中心から外れてしまうが難点ですが、手を伸ばした時にどの辺が中心にくるのかを覚えておけばOKです。
一眼レフでは三脚でも使わないと自分撮りができませんから、コンパクトデジカメならではのテクニックをより使いやすいものにできます。
特にDMC-FX500は広角レンズがついているので、自分撮りにはもってこいのカメラなのです。

080614b最後はバウンス撮影用ストロボ反射板。
外付けストロボが取りつけられる一部の機種や一眼レフでは全く考える必要のないものです。
その昔、使っていたオリンパスC2020ではアルミテープをボディに貼りつけるということもやりましたが、今回は磁石で簡単に着脱できるようにしました。
幸いなことにDMC-FX500のボディが磁石にくっつく材質だったからです(安物のブリキみたいで少しだけガッカリ)。
この反射板を使って上方へ反射させたストロボの光は、白いレフ板や紙で拡散させながら再び反射させてやるという、上級テクニックのバウンス撮影をコンパクトデジカメでもやってしまおうという小道具です。
制約条件は多いのですが、マクロ専用と割り切って使えばコンパクトデジカメで撮ったとは思えないような写真を撮ることも可能ですよ。
気をつけなければならないのは小さいのでなくしてしまうということ。
実はこの写真のものは2個目で、1個目はハワイでなくしてしまいました。【Ham】

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新しいgadget

080526旅行先では重い一眼レフを四六時中持ち歩いているわけですが、普段の生活はもちろん手ブラです。
「いざとなったら携帯電話のカメラでいいや」と思っていたのですが、格段に進歩したとは言うものの、やはり所詮は携帯電話。
画質も使い勝手も一昔前のデジカメにすら及びません。
また旅行でも、行き帰りにたくさんの荷物を抱えている時には一眼レフを持ち出すのは億劫です。
ポケットに収まるくらいのデジカメを以前から欲しいと思っていました。

さんざん悩んで買ったのは、最近発売されたばかりのLumix DMC-F500です(クリックすると画像が拡大します)。
これを選んだ決め手となったのは、タッチパネルによって画面の任意の箇所に瞬時にピントを合わせることができるということ。
万能ではないものの、実際に使ってみるとこれは便利です。
それまでは各社の製品についてレンズがどうだの高感度ノイズがどうだの色や操作性だのと、ああでもないこうでもないと、どれが優れているかと一生懸命比較していたのに、それをすべてご破算にして全く違った目新しさに飛びついたというわけです。

それで思い出したのがChurch Ladyさんが私の新しい一眼レフα700をして"gadget"と評した言葉。
確かにこのLumix DMC-F500はまさにgadgetそのもの。
銀塩フィルム派の方から見たらとてもカメラとは呼べないような道具です。
いままであまり意識していなかったのですが、どうやら私は"gadget lover"のようです。

α700だってTさんに「どうしてキャノンにしなかったの?」と尋ねられて回答に窮したのですが、これだってきっとキャノンやニコンにはない機能がついているのが気に入ったというgadget loverだからというのが理由でしょう。
周りを見回すと、興味の方向が少しだけちがうというくらいで、HさんもJさんも立派なgadget lover。
興味のない人から見たら「そんなに大きく違わないのにどうしてあれこれと…」と思われつつ、また懲りずに次から次へとgadgetを集めてしまうのでしょうね。【Ham】

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新しいカメラには新しいレンズ

080414聖書に「新しい葡萄酒は新しい革袋に」のたとえ話があるように、新しいカメラには新しいレンズが必要なのです。
なぁんてもっともらしい理屈をつけて、新しいレンズを購入しました。
高倍率ズームのソニーDT18-250mmを選んだのは、もちろん近くから遠くまでの街角の犬や猫を撮るため。

いままで使ってきたαSweet Digitalのカメラボディの性能ではこのレンズに追いつかないということがわかっていて、実を言えば「新しいレンズは新しいカメラに」というのが真相でした。

この種の高倍率ズームはあまり料理撮影に向かないことを経験的に知っていましたので、レストランの中では他のレンズに交換しようと思っていたのです。
しかし、ダメでもともとのつもりで撮ってみると意外とそれなりに使えるということがわかり、これは嬉しい誤算。
いざとなれば、これ1本で全てすませてしまうこともできなくはなさそうです。

しかも、α700の手ブレ補正と高感度のおかげで室内や夜景の望遠撮影まで三脚なしでできてしまう。
このDT18-250mmとα700の組み合わせなら、いままでとは少しちがった視点の写真も撮ることができそうです。【Ham】

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新主力兵器購入!

080330現在、私が使っているカメラは主にコニカミノルタαSweet DIGITAL(αSD)で、2005年8月の発売から2年半以上使っています。
ブログを始めてから、「やはり一眼レフもデジタルでなきゃダメだなぁ」と思うようになったのと、写真のフィルム代、プリント代がとんでもない額になった上にその置き場所に困ったというのが理由でした。

その後、コニカミノルタは残念ながらカメラ事業から撤退してしまいましたが、このαSDがとても気に入っていたので他のものに買い替える気にはなりませんでした。
しかし、デジタル技術の進歩とともにαSDも相対的に古さが目立ち始め、今日思い切ってソニーα700を買いました(クリックすると画像が拡大します)。今日は本体のみ購入、レンズは後日。

まだ少し使っただけですが、オートフォーカスのスピード、画素数、Dレンジオブティマイザーなど、αSDを上回る機能と性能で実に快適です。
α700は既に昨年の秋に発売されていましたが、実はライブビューの搭載されたα350と比較するためα350が発売になるのを待っていたのです。
先ごろ発売されたばかりのα350と比較すると、α700は少し値段が高くて少し重いのと、最近流行のライブビューに対応していないというのが難点ですが、昨今香港でも流行しはじめた照明の暗いレストランで必須となる高感度性能などの基本性能はα700の方が上と判断しました。
そして、何といってもα350より私の手になじむというのが決め手となりました。

デジタル時代に何ともアナログ的な発想なのですが、「道具が手になじむ」というのは改めて重要な要素であることに改めて気づいて驚いています。
日進月歩のデジタル時代ですから、このα700もいずれはまた買い換える時が来るのでしょうが、その日まで大切に使っていきたいと思います。

最後に「購入する!」と宣言した翌日なのに、「じゃあこれで買えば?」と「つもり貯金」の通帳を出してきたKei、なまじ素直に同意しただけに少しはマシな写真を撮らないとしばかれそうです。【Ham】

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三脚へのこだわり

071209食べ物を含めてスナップ写真が中心の私ですから、基本的に三脚を使うということはあまりありません。
乗り物に乗っていても果敢に夜景を撮るくらいですから、三脚自体を持ち歩くというのがすっかり億劫になってしまっています。
きちんとした風景写真や花の写真を撮っていらっしゃる方から見たら、私の撮影スタイルなんてきっと開いた口が塞がらないことでしょう。

ところがそれなのにもかかわらず、いままでに買った三脚類の数の多いこと多いこと(クリックすると画像が拡大します)。
要するに「使わないと思うけれど念のために持っていく。でも持ち歩くのが嫌だから徹底的にコンパクトさと軽さにこだわる」というわけです。
およそ三脚とは呼べないようなマット状のものやらコンパクトカメラ用のものを含めると実に16個。
まあ値段は安いもので100円、一番高いものでも1万円もしないのですから、数の割に投資額は実に可愛いものです。

先日の香港に持って行った三脚は550gという三脚としては超軽量型。
オーディオテクニカ(audio-technica)の小型ビデオ用のものでしたが、カメラを載せる雲台を取り替えて使っています。
足をいっぱいまで伸ばしても高さが75cmとかなり低いので、地面に置いて使うのではなくテーブルポッド同様に何かの上に置いて使用しています。
写真の教科書には「三脚はカメラ+レンズの重さと同じかそれ以上のものを使うこと」と書いてありますから完全な反則ですね。
まぁ手持ちよりはマシということで割り切っています。

目下のお気に入りはマンフロット(Manfrotto)のテーブルポッドで、コンパクトさと剛性を兼ね備えた優れものです。
ところが欠点は平らなテーブルのようなものがないと使えないということと、テーブルポッドにしては重い370gという重さ(2kgくらいの普通の三脚を軽々と持ち歩いている方、軟弱で申し訳ありません)。

ところが世の中にはいろいろな商品があるんですねぇ。
今度はゴリラポッド(Gorilla Pod)という名前の、足がタコのように自由に曲がるという三脚を見つけて買ってしまいました。
剛性という点では全くお話になりませんが、フラットどころか手すりでも固定できてしまう便利さと一眼レフ用のタイプでもわずか165gという驚異的な軽さ。
「次の香港はこれで身軽にいくぞー!」と一人でニタニタしていると、Keiが「いつ使うのかなぁ?」と横にやってきて笑っています。【Ham】

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香港夜景撮影事情

デジカメの進歩のおかげで高感度に設定してもそこそこの写真を撮ることができることから、ズボラな私はこのごろ三脚を持ち歩かず、手すりなどにカメラを固定しての撮影をすることが多いです。
当然、少しレンズを絞り込んだとしてもシャッタースピードはそれほど遅くありません。
ところが、空港が移転してから点滅するイルミネーションが解禁となり、ウッカリすると消灯した瞬間を撮影してしまうというマヌケなことになってしまいます。
しかし、いくつものビルのイルミネーションが同時に点灯状態になるというのはなかなか難しくて、下の画像のようにこちらを立てればあちらが立たずという状態に…。
 070307a  070307b
辛抱強く待って撮影するしかないのですが、その一瞬を逃すとまた振り出しに戻る羽目になってしまいます。
三脚を使って数秒くらいのスローシャッターで撮るという方法も考えられますが、点灯している時間の長い部分と短い部分の明るさの差が大きくなるので、これもまたおすすめできません。
それに三脚を持ち歩くという面倒さが加わるので、旅行者にとってはマイナスです。
その点では、昔の変化のないイルミネーションの方が撮りやすかったと言えますね。

下の画像は「これならOK!」と思って撮ったのですが、後でよく見ると惜しくも一部が欠けていました(クリックすると画像が拡大します)。
        070307
結局は気合いではなく、数を打つしかなかったようです。
連写で何枚か撮っておけばよかったといまさらながら後悔していますが、撮っている時にはそんなアイデアなど全く浮かばなかったというのも事実です。
「何枚かの写真を合成したら?」とKeiはアッサリ言うのですが、旧式アナログ人間の私は「小手先だけのウソの写真は使いたくない」と、妙にこだわっているのです。【Ham】

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デジタル写真の時代

060608ガイドブックに対する疑問から始めた「香港美食探訪」なので、わざわざ撮影用に用意された料理の写真でないことはもちろんのこと、プロの撮影したガイドブックの写真と比較して大きく見劣りするようなものであってはならないと考えています。
10年前に料理の写真を始めた時には手探りでスタートして、まぁそれなりの写真を撮って満足していたのですが、実は条件が整わないとうまくいかないというやり方でした。
その後、研究を重ねていろいろな条件に対応するノウハウを身につけてきましたが、きっかけを与えてくれたのは写真家の江田康夫氏のアドバイスでした。
サイトのためにいい写真を撮ろうとして、サイトのおかげでインターネット上でいろいろな方と知り合いになれたのはとても感慨深いことです。

ところが、写真をとりまく環境は「香港美食探訪」を立ち上げてからのこの5年間ですっかり変わってしまいました。
銀塩カメラが姿を消す一方でデジカメの機能・性能はどんどん向上し、いったい次にはどんなものが出てくるのか予想もできません。
たとえば先日買ったLUMIX FX01には料理モードなるものがあって、近所のラーメン屋で試してみたら何も考えなくてもそれなりの写真が撮れてしまってビックリ(画像はKeiが撮影したものをサイズ変更しただけです)。
ソニーが発表した一眼レフα100のDレンジオプティマイザー機能は、白とび黒つぶれを抑えてしまうという画期的なもの。
苦労してライティングがどうだのレタッチをどうするだのとやっていたのが何も考えなくてもいい(ソニーはあまり好きじゃないけど欲しいなぁ)。
もちろん自動は万能ではありませんが、技術の進歩には本当に驚かされました。

私にとっての写真は目的ではなく手段ですから、結果的に「おいしそう!」と思えたらそれでOK。
多分これからも、便利なものはどんどん採り入れていくことになるでしょう。
そして誰もが簡単においしそうな料理写真を撮るようになったら、ガイドブックの写真はどのようなものになっていくのでしょうね?【Ham】

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再び新兵器登場!

060603 現在、出張用のデジカメとしては、少し古い型ですが主にNikonのCOOLPIX5400を使っています。
28mm相当の広角が使えるので、狭いところでの撮影に重宝するのですが、ポケットに入れて持ち歩くのには少しばかり大きい。
どうしても荷物を減らしたい時には、KeiのパナソニックLUMIX FX7を借りていくこともあります。
ところが最近になって28mmの広角レンズでFX7と同じ大きさのFX01というのが出ました。
値段もかなりこなれてきたので今日思い切って買ってきました。

このFX01の特徴は、
①COOLPIX5400と同じ28mmの広角レンズ
②FX7と同じ手ブレ防止
③ISO1600という高感度

この3つ目の高感度に関するアドバンテージは、照明を落とした雰囲気のあるレストランの中でも発揮されるでしょう。
手ブレ防止のあるFX7やDimageZ5でも厳しかったのが苦もなくできそうな気がします。

ということでサブ機としては、Z5の望遠&マクロを補完する位置づけとなっただけでなく、下手をするとかなり出番が多くなるのではないかとワクワクしています。(^o^)
…などとこの小さなカメラを片手に一人悦に入りながら書いていたら、横からいきなり
「アタシのカメラの後継ぎでしょ!たまには貸してやってもいいよ!」
としっかりクギを刺されてしまいました。

どうやら写真撮影もアシスタントに降格されてしまいそうです_/ ̄|○【Ham】

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料理写真を撮るな?

060527

All About Japanの「料理写真を撮るな」という記事を読みました。
要約すれば、静かなレストランでは携帯電話やシャッターの音やストロボの光が無粋だというもので、写真そのものを完全に否定しているというわけではありません。

これに対する意見をいろいろな方がブログで書かれていらっしゃるようです。
「記録に残したいのは当然」とか「この頃は誰でもやっているからあまり目立たない」という意見もありましたが、写真そのものを否定する意見もありました。
もちろん、前提は日本の雰囲気のあるフランス料理のレストランという条件での話でしょうが、「自分が遠慮しているのだから…」とか「自分では写真をあまり撮らない」というのが何となく見え隠れしてるようで、少し残念な気がしました。

いまさら言うまでもなく私は料理写真を撮っていますし、それに対する情熱は、多分普通の人では理解できないレベルだろうと自分でも思っています(Keiにさえ理解してもらえません)。
私が主に料理の写真を撮っているのは旅行先でのこと、もちろんほとんどが香港です。
あれだけたくさんの写真を撮っていると、さすがに何度かはクレームがついたことがあります。

参考までに、過去に写真を撮っていてクレームがついたのは次のケースです。

✤グループで楽しく騒いでいたら「ストロボを止めてくれ」と隣のテーブルの客からの苦情→凱悦軒
通夜のような食事をしている人もいる高級店では、グループで騒いだりストロボは控えるべきと反省しました。
しかしクレームをつけてきた本人に言いたい。
「そんなボロ雑巾みたいなジーンズにキャップで夕食に来るな」と…。

✤店員から「写真はダメ」と言われた→嘉麟樓、合成糖水、滿屋甜品、許留山
意匠を盗まれるのを防ぐのが目的と思われますが、実際問題として本当に盗もうとしているのだとしたらそれを防ぐのは無理。
小手先の意匠のみで勝負するのではなく、もっと中身を研究すべきでしょう。
もっとも嘉麟樓以外はダメ出しをするのは店員の気まぐれのようなところがあるように思われます。

✤店員から「写真はいいがレフ板の使用はダメ」と言われた→龍景軒
レストラン側として「おおっぴらに撮影を許可しているわけではない」というスタンスと思われますが、非常に難解。

レストランによっては「(レフ板を)お持ちしましょう」と手伝ってくれたことも何度かあります。
文華廳、潮州城酒樓、欣圖軒、金葉庭などです。
もっとも、レフ板を使うとマスコミの取材と間違われることもありますから、ほどほどにした方がよいのでしょう。

高級店を除く香港の多くのレストランでは、たいてい(うるさいくらい)賑やかで明るい雰囲気ですから、写真撮影をしても問題はないようです。
実際、嘉麟樓を除いてこちらから店員に尋ねて断られたことはありません。

そこで、私自身が香港で心がけていることは次のことです。
✤高級店では混む時間帯をずらす。
✤できれば個室を予約。ダメなら端のテーブルにする。
✤窓がある場合は、昼食時に窓際の席を予約する。
✤高級店ではストロボの使用を控える。

一方、最近少し気になっているのが人数の問題です。
昔は料理の写真を撮るのは少数派でしたが、デジカメの普及とともにほとんどの人が写真を撮るようになってきています。
これが数人くらいならいざ知らず、10人くらいになると大撮影会になってしまって大変なことになってしまいます。
各人が一通り撮影してから、料理を取って回していくとなると、下手をすれば箸をつけるまでに5分はかかってしまいます。
それではせっかくの料理が冷めてしまいます。
大勢で食事をするのは楽しいけれど、今後の課題になりそうです。

ちなみに海外出張で取引先の人と食事をする場合には、その都度次のように断っています。
「写真を撮るのは私の趣味であり義務なのだ。何をしたのかはボスに、何を食べたのかはワイフに報告しなければならない」
すると、洋の東西を問わず、真剣に料理を撮っている私を笑いながらも手伝ってくれるのでありがたいことだと思っています。

こうして迷い悩みながら、おいしさの伝わる写真を撮っていこうと、あれこれ考えを巡らしている毎日です。【Ham】
[注:画像はsinpさん撮影のものです]

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秘密兵器登場!

060114以前にもブログで話題にしましたが、半年間悩んだ挙句の決断でした。
料理の写真を撮らせてくれないケチなレストラン、嘉麟樓対策として秘密兵器を購入したのです(秘密を公開したら秘密にならんという話もありますが…)。
それはコニカミノルタのデジカメ、DimageZ5です。

「この前デジタル一眼レフ買ったばかりじゃん!」
「たまにしか行かない嘉麟樓のために投資するわけっ?」
「どうしても買うんだったら一眼レフは売りなさい!」
と言うKeiを、
「男には男の意地があるんだ!」
とわけのわからない理由で説き伏せての購入でした。
半ば強行突破です。

このデジカメの特徴は、
✤35mmフィルム換算で420mmの超望遠が使えるのにとてもコンパクト
✤デジタル一眼レフと違って望遠でもレンズが前に出ないので一部(料理)を狙っているのか全体(テーブル)を狙っているのか判別できない
✤電子ビューファインダーがあるので他人に何を撮っているのか覗かれない
といいことずくめ。
もちろん流行の手ブレ補正もついていますし、デジタル一眼レフ用のストロボを外付けできるのもいい。

あとはKeiをはじめ協力者の皆さんの演技力だけです。
ワッハッハ!首を洗って待ってろよ!嘉麟樓!
なお、演技に自信のある方、募集中です。【Ham】

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