敬遠が賢明 小洒落系デザート

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香港のデザート屋さんの小洒落系デザートは十中八九ハズレと言ってもいいでしょう。
高級ホテルのケーキが最近になってようやく食べられるレベルになったとしみじみするほどですから、地元向けのデザート屋さんのレベルは推して知るべし。
お世辞にもおいしいと言えません。

まず味がよくない。
Ham曰く「材料に起因するところが多いと思う」。
生クリームの味はロウソクみたいだしロウソク食べたことないけどアイスクリームの味はビックリするほど安っぽい。
それにプレゼンテーションも野暮ったいし材料の組み合わせも唐突だったりします。
でも"OpenRice"では評判がよかったりするので、特にデザートについては香港の人たちと感覚がちがうようです。
時には紅豆沙(小豆のお汁粉)とか楊枝甘露(マンゴーミルクにタピオカとカットしたマンゴーとザボンを入れた冷たいデザート)などのオーソドックスなデザートでもハズレということがありますから、小洒落系デザートは敬遠するのが賢明というのが我が家の経験則。

しかし、我が家としましては、今後も一縷の望みをかけて小洒落系デザートを食べ続けます(きっぱり)。
矛盾しておりますが、これは性分ですから仕方ありません。
万が一、アタリに出会ったらブログでご紹介しますwink【Kei】
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改良されたパイナップルロールの缶

090721ジェニーベーカリー(Jenny Bakery、中国語表記は「珍妮」)のパイナップルロール(Pineapple Roll、中国語表記は「鳳梨巻」)を先日ご紹介しました
昨日、ある方からお土産にいただいたのですが、缶の形が変わって随分とコンパクトな印象になりました。
中身は17個入りで以前と同じです。

以前の丸型だと缶の中で中身が動いて崩れやすく、缶の形も扱いにくかったのが難点でしたが、この長方形型だとHam曰く「充填効率が高い」とのことで、缶の中で中身が動きにくいし、第一、缶の形が扱いやすいところがイイ。
ちなみに蓋を開けてみたら中身は全て無傷でした。

いままで1缶だけで我慢していたパイナップルロールも、これから2缶は余裕で買えそうhappy01
でも、Ham曰く「持ち運びしやすいだけで衝撃に弱いのは変わらんよ」とのことですので、日本に持ち帰る時は機内持込手荷物にするのがよさそうです。【Kei】

Jenny Bakery:http://www.jennybakery.com/

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食中毒の前と後 創發潮州飯店

090719a今日は連続で更新します。

まずは一つめ。
先日、金山海鮮酒家の本店と支店で食中毒が出たというニュースを知りました。
食中毒といえば、2007年6月に創發潮州飯店では2回も食中毒を出しましたね。

その創發、10年以上の間に10回近く出かけていて、「潮州料理なら創發」と信頼を寄せている店でした。
食中毒を出す1ヵ月前の2007年5月に行った時も相変わらずの味とサービスに大満足したものでしたが、食中毒を出した1年3ヵ月後の去年の9月に行った時は、同じ店かと思うほど随分と変わってしまっていて驚きました。
以前は食べ物が積み上げられていたカウンターの一角に冷蔵ケースができていて、臨場感みたいなものが希薄に。
これは衛生管理を徹底させるためならば当然ですね。
テーブルの上に視線を移すと、おつまみの小皿が所狭しと並べられていて、何だかイヤな感じ。
致命的だったのは、注文した料理がおいしくなかったこと。
以前のような素材からほとばしるような生命感のような旨味は影をひそめ、気迫の弱い「普通においしい」味になっていました。
たまたまだったのかもしれませんが、サービスもお粗末でした。
いつもだったら素っ気ない中に垣間見られる細やかな心遣いが今回は微塵も感じられませんでした。
店を出る時の残念な気持ちと言ったらありません。
10年以上の間に10回近く出かけていてもこういうことは起こりうると理屈ではわかっていても、残念で仕方がありませんでした。

食中毒騒ぎが全てを変えてしまったのでしょうか?
我が家としても、創發とはそこそこ長い付き合いでもあり、愛着も感じていましたので、思い当たることを努めて善意に解釈しようとしてみました。
だけど、どうしても残念な気持ちは拭いきれず、近いうちに行きたいという気持ちにはなれませんでした。

090719bこれで「ここはハズレがない」と頼みの綱にしていた潮州料理店がなくなってしまいました。
そんな我が家の心中を察したかのように、7月10日発行の『飲食男女』の特集は潮州料理。
「新しい店を開拓せよ」という天の声と考えていいのでしょうか?
ならば気を取り直して新しい店を開拓せねばなりますまい。

さて、話を戻して金山です。
願わくば創發と同じ轍を踏みませんように。
味もサービスも雰囲気もいままでと同じであることを願うばかりです。【Kei】

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茶餐廳でデザート第2弾

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夕食をしっかり食べて食後にデザートを食べているはずなのに、ついつい足が向く茶餐廳。
そこで飲み物だけにしとけばいいのに食べ物もしっかり注文しています。
もちろんこれは私一人分。
しかもこの後にまた1軒出かけるということも珍しいことではありません。
夜遅くにこんだけ食べりゃ太るのも当然です。
でもこれをやめたら香港旅行の楽しみが減っちゃうのでやめられません。【Kei】

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味覚障害か?慣れか?

090616美食天国の香港にあって、どうしてこんな食べ物が存在するのだろうかと常々思ってきたのが朝食セットの通粉(マカロニ)です。
ほとんど味のないスープにフニャフニャのマカロニ。
どう考えてみても、おいしいはずがありません。

榮華茶餐廳や翠華餐廳のようにちゃんとした味のスープのマカロニを出してくれる店や蘭芳園のようにトマト味のスープにミックスベジタブルを加えた洋風(?)のマカロニを出すといった、普通に食べられるマカロニも存在しますが、たいていの店ではいまだにマズいマカロニを食べることができます。

雑食性の私ですが、あえてマズいとわかっているものを食べる必要はないのに、たまに魔が差して何となく注文してしまい「やっぱりマズいなぁ」と確かめているわけです。

先日、牛頭角の興記茶餐廳でマズいマカロニの王道である火腿通粉(ハム入りスープマカロニ)を久しぶりに食べたのですが、これも正しくマズい代物でした。
ところが、普段はコショウだの塩だのを少し加えて味をごまかして食べているのに、この日はそのままの状態でもパクパクと食べられ、アッサリ完食してKeiを呆れさせてしまいました。

味覚障害なのか慣れなのか、これを平気で食べられるようになったのが我ながら不思議です。
もう少ししたらこれが日本にいる時にはとても懐かしく、香港を代表する料理の一つと感じられるようになるのかもしれません。【Ham】

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煲仔飯は二度おいしい

090605煲仔飯(土鍋炊き込みご飯)は二度おいしい食べ物です。
一つめのおいしさは、具とご飯の組み合わせ。
茶碗によそってそのまま食べるもよし、別添えの醤油や油をかけるもよし。
二つめのおいしさは、土鍋に残ったおこげ。
そのまま食べてもおいしいのはもちろんですが、スープを入れてもらって雑炊風にするとまたちがった味わいになります。
それに、こうすると土鍋も完璧にキレイになって一石二鳥どころか一石三鳥?
ただスープとの相性を考えると、乾物とかシイタケとか鶏肉を具にした煲仔飯が合いそうな気がします。

ちなみに我が家が試したレストランは、農圃飯店と満福樓でした。
この2軒に限らず、香港のレストランは客のリクエストに柔軟に応えてくれますので、ちょっといいレストランならたいてい大丈夫ではないかと思いますが、実は他のレストランで試したことはありません。
他のレストランで試された方はいらっしゃるでしょうか?【Kei】

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幸せ尽きない香港のデザート

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揚げたもの、蒸したもの、焼いたもの、冷たいもの…香港に行き始めた頃、デザートの種類の多さにビックリしました。
「中国料理のデザートは冷たいもの」という私の思い込みを見事に覆してくれたものでした。

我が家は特に香港で中国料理を食べる時はデザートが食事と同じぐらい楽しみです。
そしてたいていは期待どおりですが、もしガッカリしても大丈夫。
外に出れば店はたくさんあります。
こちらのレストランのようにホテル内のレストランならば、デザートの種類がそこそこ充実していますが、中級レストランの中にはそうでないところもありますので、気に入ったデザートが見つからない時も潔く外へ。

香港はデザートの店はよりどりみどり、しかも遅くまで開いているのも嬉しい。
調子に乗ってデザート第2弾、第3弾だってもちろんアリです。
幸せは尽きませんheart02【Kei】

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金山海鮮酒家の支店@佐敦

090530a日本人に金山海鮮酒家を知らしめたのは、もしかして私たちなのかもしれないと勝手に考えていますが、どうもこの店を訪れるのは深夜が多いようです。
今回は呉松街の本店ではなく、最近開店した支店へ行ってみました。

入店したのが夜の11時頃、まだ多くの客で賑わっていました。
営業時間は12時までと少々早じまいというか、普通のレストランに近いのには調子が狂ってしまいます。
1時間しかありませんが、軽く食事をするなら十分と思って席に着きました。

実際、店内は立派になって普通のレストラン並み。
店員の服装だって、あのおじさんが馬子にも衣装ではありませんが、ちゃんとスーツ姿で働いていて驚きです。
ある意味安心できる店になったわけですが、あのゴチャゴチャした本店に慣れている身としては何とも落ち着かないという状態。

メニューを広げると、基本的に本店と同じものを食べさせてくれるらしい。
我が家にとって定番の料理は全て揃っているという感じでした。
値段が特に高いというわけでもなさそうです。
3品を注文したら、ほどなく料理が運ばれてきました。
いずれも決して悪くはないのですが、何となく本店に比べて勢いのようなものが感じられないのは気のせいだったでしょうか?
雰囲気も味のうちと言いますから、絶対値として料理の出来栄えを評価したら実際には同じだったのかもしれません。

090530b残念だったのは、まだ閉店までに20分以上あるというのに、残った客が私たちの他にもう一組だけになると、サッサと客のいない箇所の照明を消すやらエアコンを止めるやらと露骨な追い出しにかかったということ。

まぁ香港ですからこの種のことにいちいち腹を立てることはありませんが、閉店間際には行かない方がお互いのためなのでしょう。

下町の猥雑な雰囲気を味わうのであれば本店、クレジットカードも使えるちゃんとしたレストランというのであればこの支店ということになるのかもしれません。

また、この支店は本店とちがって昼も営業していて飲茶ができるとのこと。
機会があればそちらも試してみたいと思います。【Ham】

金山海鮮酒家:佐敦彌敦道219號莊士倫敦廣場7樓

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様変わり 泰昌餅家の蛋撻@中環

090516a去年の11月、泰昌餅家の新しい支店で食べた蛋撻(エッグタルト)の味に疑問を感じて半年後、ようやく本店の蛋撻を食べる機会を得ました。

店は相変わらず賑わっていて、期待感が高まります。
ショーケースを覗くとちゃんと蛋撻がありました(1個HK$5)。
が、次の瞬間、気分がちょっとヘコみます。
前回も感じたのですが、フィリングの色が以前よりも薄い。
実際食べてみると、味についても以前のような濃厚さが感じられないばかりか、そこはかとなく感じる洋菓子っぽい甘い香りも感じられませんでした。

090516b一時期「そんなに大騒ぎするほどおいしくないじゃん」と思っていたこともありました。
でも、あれから4年。
サンプル数もそれなりに増え、かつての泰昌餅家の蛋撻はそこらへんの茶餐廳の蛋撻とは一線を画す味わいがあったと思うに至りましたが、今は昔の話。
そこらへんの蛋撻の方が値段の分だけよっぽどマシだと確信しました。

すっかり様変わりしてしまった泰昌餅家の蛋撻sad
もともと蛋撻が大好物というわけではありませんでしたが、「ここの蛋撻はハズレない」と頼みの綱にしていただけに本当に残念。
次回の香港旅行から好みの蛋撻探しでも始めることにしましょうか。【Kei】

泰昌餠家:香港中環擺花街35號

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寒い朝のトマトラーメン

09030312月の香港滞在中は前半が汗ばむような初夏、後半がコートが欲しくなるような初冬という気候でした。
最終日の朝は冷たい風が吹いていて外に出るのにちょっと尻込み。
どちらからともなく「トマトラーメンにしよかnoodle」と話がまとまり、バスで尖沙咀を目指しました。

この選択は大当たり。
蕃茄麵(トマトラーメン)はこんな日にはピッタリでした。
ほどよく甘くほどよく酸っぱい味は、日ごとにたまった旅行の疲れを癒してくれるよう。
これは生のトマトならではの味わいですね。
そしてスープに少しとろみがあるので、冷えた身体が隅々まで温まりました。
「寒い朝はトマトラーメンに限る!」二人で意見が一致しました。

たまたま今回すごく寒い朝を迎えたからこそしみじみ感じた蕃茄麵のおいしさ。
年に数回の香港旅行で、これから先、寒い冬の日の朝を迎える確率は恐らくとても低いでしょうから、この日に味わった感激はもしかして幻になるかもしれません。
でも、もちろん普段だってここの蕃茄麵はおいしいので、春だろうと夏だろうと、我が家はまた出かけるつもりです。【Kei】

星座冰室:九龍尖沙咀金巴利道16號香檳大廈地庫

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大人数で松記へ乗り込む法?

金山で食事をした後の楽しみと言えば、同じ呉松街にある松記のデザートを食べることです。
ところが、松記は結構人気のある店の一つだけあって、3人くらいで出かけても待たされることが多いというのが難点です。
特に週末は混んでいることが多いようです。

その日、小さな子供もいたことから金山での夕食の開始時間が18時半という、私たちにとって異常に早い時刻でした。
そして早くも19時半には夕食は終わってしまっていたのでした。

さて、一同松記へ移動することになったのですが、問題はこの日のメンバーが何と12名という大勢であったことと土曜日の夜であったこと。
しかし、まだ本来ならこれから夕食の時間となるくらいの早い時刻ですから、そんなに混んでいないはず。

090108a先発隊として私が一足先に松記へ入ると、幸いなことにガラガラ。
たった一人で入ってきた日本人が「12人」と告げたことに、一瞬、店員さんはビックリした様子でしたが、「じゃぁこことここ」と場所を確保してくれました。
Keiたちは「どうせ待たされるんだから、急がなくてもいいや」などとタカをくくっていたので、ゆっくりと登場。
その間、次から次へとやってくる客を奥の狭いところへ押し込んだり断ったりと、本当に申し訳ないことをしましたが、決してイヤな顔をしないどころか、前の客が出て行くとすかさず「こことここをつなげて一緒に座れるようにしますね」と(多分言ったのだと思う)テーブルをつなげて狭いながらも12人が一緒に座れるようにしてくれました。

090108b誰が何を食べたのかわからないような状態でしたが、確かに伝票には12個の数字が入っていました。
ちなみに、この伝票を改めて見てみると36のマスがあります。
ということは、最大で36品のデザートいやいや36人分注文できるということ。
36人というと完全に店を貸し切る状態ですね。
それは無理にしても、改めて松記という店の対応ぶりに感心しました。
松記のような小さなデザートの店に大勢で出かけるなら、早々と夕食をすませて行けば多分大丈夫ということが確認できました。【Ham】

松記糖水店:九龍佐敦呉松街21號地下

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またいつか 樂香園

081227a中環の中心部という絶好の立地と2階部分に窓がないため、「蛇竇(サボり場所)」と呼ばれて有名だった樂香園咖啡室が、この12月29日に閉店することになったそうです。
例によって尋常ではない家賃の値上げが原因とか。
最近は足が遠のいていましたが、「香港美食探訪」を始めた頃には足繁く通った茶餐廰でした。
こんなことなら前回も行けばよかったと悔やまれます。

ここの持ち帰り用の箱と袋には2匹の蛇の可愛らしいイラストが描かれているので、記念に菠蘿包を6個買って詰めてもらいました(クリックすると画像が拡大します)。
Keiが「今から日本に持って帰るんですよ」と言うと店のおじさんが「じゃあ箱に入れようね」と言ってくれたものです。

081227bサクサクとした食感には乏しい樂香園の菠蘿包ですが、改めて日本に持ち帰ってみると形が崩れていないことにちょっとした感動を覚えました。
ほのかなパイナップル香りのするしっかりとした独特の食感は、これはこれでとてもおいしいもの。
この菠蘿包を食べると「香港美食探訪」を始めた頃を思い出して、少し感傷的になります。

さまざまな思い出を作ってくれたこの店の閉店が本当に残念でなりません。
また、いつかどこかで復活してくれることを祈っています。【Ham】

樂香園咖啡室:香港中環威靈頓街15號C地下

追加情報***********************************************************
5月中旬頃に移転して開店したようです。
香港中環機利文新街8-12號地下
是非とも行ってみなくては…(帰国したばかりなのに)。

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暦に注意!香港夕食事情

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夕食時のレストランの予約は週末や休日などは当たり前として、中秋節とか大除夕(旧正月の大晦日)など伝統的な行事の日も必須です。
香港の人は暦や行事にかこつけて親戚なども一緒に家族で食事をする習慣が残っているので、そういう日はレストランがすごく混みます。
ただ予約をすればいいわけじゃなくて、早めに予約をすませないと冗談抜きで夕食難民になる可能性大。
自慢じゃありませんが、我が家は今年だけで2回もあわや夕食難民という失敗をやらかしました。
4月は翌日が労働節(メーデー)ということを前日の夕方に気づき、慌ててあちこちのレストランに電話をかけてみたけれどダメだったsad
9月は中秋節の前日に翌日の予約をしようとしたら、目星をつけたレストランはどこもダメだったsad
カレンダーや暦などを確認して早めに予約しないとこういうことになるんですねgawk関係ありませんが、予約の電話とかメールとかの手配関係は私の役割。Hamはいつも私に全部押しつけるので時々キレそうになります…というか実際キレています。

そして、休日ではないけれど、伝統にのっとって家族で食事をする日もあるからややこしい。
冬至はその一つです。朗豪酒店のコンシェルジュからの受け売り。
ちなみに今年の冬至は12月21日で、しかも日曜日。詳細はコチラ

この週末を連休にして香港へ行く皆さん、冬至の夜はレストランがすごく混むそうですよ。
予約はすませていますか?【Kei】

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『米芝蓮指南香港澳門』偏見的速報

081203香港とマカオのミシュランガイドが12月5日に発売されるそうです。
その『米芝蓮指南香港澳門(Michelin Guide Hong Kong & Macau)』の発売に先立って、星を獲得したレストランが"OpenRice"で紹介されていました。
香港では星を獲得したのは全部で22軒、そのうち15軒が中国料理のレストラン、しかも大部分が広東料理のレストランでした。
三つ星を獲得したのが1軒だけというのは寂しいけれど、広東料理のレストランということで、香港の面目躍如という気がします。

取り急ぎ我が家の偏見により、香港で星を獲得した中国料理のレストランだけをご紹介します。

✤三つ星
✣龍景軒

✤二つ星
✣香宮
✣夏宮
✣唐閣

✤一つ星
✣福臨門魚翅海鮮酒家(灣仔)
✣富臨飯店
✣胡同
✣利苑酒家(國際金融中心)
✣利苑酒家(尖沙咀)
✣明閣
✣富豪金殿
✣紫玉蘭
✣金葉庭
✣翠玉軒
✣桃花源小廚
✣鏞記酒家

高級ホテルのレストランが選ばれたのは予想どおり。
でも龍景軒が三つ星を獲得した唯一のレストランというのは個人的に「?」。調査員の属性が効いてくるのでしょうね?
欣圖軒や文華、はたまた港灣壹號が選ばれなかったのは意外でしたが、嘉麟樓が選ばれなかったのは何となくわかる気がします。
逆にニンマリしたのが、唐閣と明閣confident
鏞記酒家と福臨門については「ここを選ばなかったらどこを選ぶのさ?」という気もします。
福臨門は尖沙咀の支店ではなくて割合排他的な雰囲気の灣仔の本店が選ばれるところがシブイ。
美心集團のレストランも2軒選ばれていますね。

我が家の好きなレストランも何軒か選ばれて嬉しい反面、予約が取りにくくなることが心配です。
『ミシュラン東京』は我が家とは全く関係ない世界の話で、「予約が取れない!」なんて他人事だと思っていましたが、香港でこんな思いをするとは…。
複雑な気持ちです。【Kei】

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まるで別の店 泰昌餅家の新支店@灣仔

081123a前回(9月)の香港旅行の時にトラムに揺られていて、泰昌餅家の支店が灣仔にできているのに気づきました。
その時は電車の窓越しにHamが写真を撮っただけだったので、今回実際に行ってみることにしました。
新しい支店の外観は小洒落ていて、いかにも"bakery"という感じ。
店内は陳列棚にパンが並んでいて、自分でトレイに取るようになっています。
普通のパンの他に中国菓子なんかも置いてあって、商品の種類がかなり増えたという印象。
お目当ての蛋撻(エッグタルト)はキャッシャーの横に別に置いてあって店の人に取ってもらいます。

お楽しみの蛋撻(HK$5)は、「これがあの泰昌餅家の蛋撻だったっけか?」と思う味で、フィリングに濃厚さがなく、そこらへんの茶餐廳の方が値段の分だけよっぽどマシかもしれないというのが率直な印象でした。
目新しさに惹かれて一緒に買った菠蘿吉士糯米糍(HK$4.5)はパイナップル風味のカスタード入りココナツフレークをまぶした柔らかいお餅…のはずが、皮(お餅)が分厚くカスタードも風味が乏しくてお世辞にもおいしいとは思えず。
081123bこれなら奇華餅家の糯米糍の方がずっとずっと味も値段も良心的な気がします。
そういえば、「紅豆棒」という小豆の入った大ぶりのパン(HK$8)は割合おいしかった。
でも住所からすると、どこかの工場で作った製品のようで、かつて中環は擺花街の古色蒼然たるパン屋だった時に感じた素朴で手作りの温もりが伝わるという感じではありませんでした。

思い返せば2005年5月に家賃高騰のために惜しまれつつ閉店したものの、10月には斜向かいに新しい店舗を構えて営業再開。
その頃からあちこちに支店を出すようになりましたが、営業再開して3年のうちに繁華街にこんなに立派な店を構えるようになるなんて、ある意味立派な立身出世物語でしょう。
商売繁盛は喜ばしいことではありますが、店を広げれば広げるほど味が落ちたと感じるのは気のせいでしょうか?

中環の本店では蛋撻の味がどんなふうになっているのか、機会を見つけて試してみたいと思っています。【Kei】

泰昌餅家:香港灣仔荘士敦道74-80號

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レトロ茶餐廳探訪No.1 中國冰室

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油麻地の美都餐室もレトロな雰囲気を味わうことのできる茶餐廳ですが、この中國冰室のレトロさはその上手を行くのではないかと思うほど。
廣東道も旺角の亞皆老街の北へ進むとただの狭い路地でしかなく、両側に並ぶ青空市場の隙間から店に入っていくことになります。
中に入ると右手に階段があって2階へ行くことができます。
壁はタイル貼りで天井からは古びたシーリングファンがぶら下がっている。
まるで私の生まれた昭和30年代に戻ったような気がします。

早餐(朝食セット)を注文すると、しばらくしてハムをのせただけのシンプルなインスタントラーメンが運ばれてきましたnoodle
器は「おいしい」と紅茶のメーカーの組み合わせ。
二人とも思わず目が点…なかなか素晴らしい。
しかもこのラーメンときたら昭和40年代に登場した新参者の出前一丁ではなく、昭和30年代の古式ゆかしいチキンラーメンを彷彿とさせる味。
業界標準の出前一丁をあえて採用しないことで、普通の茶餐廳ではないという心意気を主張している…かどうかはわかりませんが。
そして、ラーメン以外は忘れ去られたのではないかと不安になった頃、ラーメンから遅れること約10分後に鶏肉入りの親子?オムレツとパンの皿が登場するという演出。
およそ忙しい香港の朝ではありえない遅さ。

さて、食べ終わった頃に店員のおばさんがあちらこちらのテーブルを慌てて回っていました。
どうしたのかと思っていたら、こちらに向かって「アンタ何食べた?」「えっ?Cセット?」という調子で客に尋ねていく始末。
ウ~ン、何ともいい加減。
「こんなにのんびりしてて大丈夫かねぇ?」とKeiと顔を見合わせてしまいました。

でも、見方を変えてみれば、ほとんど例外なくバタバタしていて落ち着かない朝の茶餐廳が多い中で、たまにはゆったりとこんな店で朝食というのも悪くない趣向かもしれませんね。
結構気に入ってしまって翌日の夕方に再訪したのでした。【Ham】

中國冰室:九龍旺角廣東道1081號

おまけ*************************************************************081023c
リクエストにお応えして、タイルの画像を追加しました。
望遠レンズで階段のところのタイルを1階から撮ったものです(クリックすると画像が拡大します)。

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不評の糖朝 我が家の印象

080726a昨日コンビニで見つけたロッテと糖朝のコラボレーションのお菓子です(クリックすると画像が拡大します)。
味は案の定というか、杏仁豆腐風味のチョコレートが割合マシだったこと以外、コラボレーションしてこんな程度なら作らない方がよかったのではないかと思うような代物でした。
これが糖朝の味だと思われるのはちょっと…という感じ。
もっとも当の糖朝もリピーターの方々の間では評判がよくないみたいですね。
"OpenRice"でも酷評されているので地元の人の間でも評判がよくないみたいです。
おいしくない、接客態度が悪い、値段が高い etc, etc, etc...

でも、我が家の印象はちょっとちがいます。
我が家の考える糖朝の長所は、
✤メニューが豊富
✤味に大ハズレがない
✤一人でも大人数でも行きやすい
✤かなり正確な日本語メニューがある
080726b点心類からちょっとした一品料理からお粥や麺やご飯類、そしてデザートまでを一つの店で網羅している店は香港に星の数ほどあるレストランの中でも希少価値ではないでしょうか?
しかも下手にフュージョン風を吹かせた食べ物もほとんどありません。
大部分がオーソドックスな食べ物です(クリックすると画像が拡大します)。

味は感激するものこそありませんが、逆に大ハズレのものもなくて全体的に味のレベルは最近は低下傾向とはいえ安定していると思います。安定して低下しているからOKという考え方もあります。

ほぼ対訳の日本語のメニューが用意されているので、中国語のメニューがわからなくても心配ない。
「香港が初めて」「中国語のメニューがサッパリわからない」という人と一緒の時に日本語メニューを渡すと、食べたいものを自分で選べるので評判がいいんです。

営業時間も朝から夜中までと長いし、改装して一人用の席ができたので、一人でも気軽に入れるようになりました。

…ということで使い勝手はかなりいいと思います。
あと、よく耳にする接客態度の悪さですが、いままで我が家はそういう店員に当たったことがありません。
接客態度がいいとは言えないまでも接客態度は可もなく不可もなく、なので我が家はそれで十分だと思っています。
まぁ「所変われば…」で我が家がもともと日本的な接客態度を期待していないので、評価は甘いかもしれませんが。

いっそファミレス並みだと思えば味にも雰囲気にも過大な期待をしないですみます。
そしてメニューの多さもファミレス並み、しかもちょっとお値段高めでオーソドックスな食べ物を食べられるファミレスだと割り切ってしまえば、それほどガッカリしないですむと思うのですが、いかがでしょうか?

実は我が家は糖朝には割合よく出かけます。
あそこの芒果布甸とか椰汁西米露(画像上)なんてすごくオーソドックスで、香港のデザートの原点を見るような気がして好感がもてます。
「糖朝が好き」と言い切ってしまうとリピーターっぽくないかもしれませんがいいんです、我が家は自称「永遠のビギナー」ですから。【Kei】

糖朝:九龍尖沙咀廣東道100號地下

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季節モノNo.13 莧菜

080519莧菜(ヒユ菜)って盛夏の野菜だと思っていたら、4月の終わり頃から出回っているようです(クリックすると画像が拡大します)。
それまでは初夏から出回る青野菜は通菜で莧菜は盛夏に出回る青野菜というイメージがあったのですが、そうではないらしい。
これでまた一つ賢くなったような気がします。

さて、その莧菜。
通菜より食感が柔らかでクセがなく、大皿一皿分ぐらいはモリモリ食べられそうです。
日本にあったら毎日でも食べたいぐらい好き。
莧菜は、炒めるよりも金銀蛋浸(アヒルの卵の塩漬けとピータン入りスープ浸し)とか上湯浸(スープ浸し)とかにするとおいしさが引き立つと思います。
これは鍾菜の鮮腐竹扒時蔬(湯葉と季節野菜の煮込み)。「時蔬」を莧菜に置き換えます。
淡白でクセのない味は箸休めにピッタリです。

夏に香港に行ったら、通菜はもちろんですが莧菜も是非試してみてください。【Kei】

鍾菜:香港銅鑼灣時代廣場10樓

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当節の食器考

  080411
…今日はイケてない一日でしたcrying
朝、大慌てで家を出て駅に向かう途中、iPodを聴こうとしたら本体だけバッグに入れてイヤホンを忘れてた。
地下鉄に乗ろうとしたら、定期入れを忘れてた。
職場に着いて手を洗おうとしたらハンカチを忘れてた。
そして仕事中は仕事中で、簡単な英語の文書なのに上司から3回もダメ出しされた。
イケてないけど、まぁこんな日だってありますわね。

イケてないデザインと言ったら先方の美意識に対して大変失礼ですから多くは語りますまい。
しかしながら、デザインがイケてるかイケてないかは別として、当節こういう小洒落た食器を並べる中級レストラン中国料理のねがすごく増えたような気がします。
昔なんて縁が欠けた皿なんて全然普通でしたが、最近なんて縁が欠けた皿を出してくれるレストランを探すのだって苦労するぐらいです。
忘れもしません、香港に行き始めの頃、かの陸羽茶室では周囲が見事に全部欠けた皿が出てきて仰天した覚えがあります。
当時の私にとって衝撃的でしたが、遭遇する回数が増えるにつれ、欠けた皿に「香港らしさ」を感じるようになっていきました。
今となっては欠け欠けの皿を見て仰天してた昔が懐かしく思い出されます。

小洒落た食器に小洒落た料理。
親しみやすさは増したけれど、アクが抜けて何となくつまらない。
だからと言って下町の食堂とかB級グルメやC級グルメ賞賛というわけでもないんですけどね。
ただ何となく香港の「食」全体が没個性化しているような、そんな気がしてならないのです。【Kei】

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美味!屋台版福建炒飯

080318ハワイ旅行から帰ってきて1ヵ月。
ハワイ熱も少~しだけ下がり、Jさんのぶさんから香港のネタをいただくうちに、たまには自前で香港のネタをご紹介しようという気になりました。
週末には香港行くし…ってウソです!パスポートが今月末で期限切れになるので行きたくても行けません。

さて、香港で屋台を見かけることはめっきり少なくなりました。
私の中では屋台はワゴン式飲茶トイレおばさんと並ぶ絶滅危惧種の一つに指定されていますが、まだまだ健在だったりしますね。
ということで、"OpenRice"で目に留まった1軒の屋台へ、12月の香港旅行の時にChurch Ladyさんとキャセイ航空で客室乗務員をしている後輩を道連れに行ってみました。

特に面白かったのがこの福建炒飯。
広東料理のレストランで見るような福建炒飯とは似ても似つかぬ食べ物で、どちらかと言えば日本の中華料理屋にあるような中華飯に近いでしょうか、トマトやハムなんかが入ってるんですが、これがなかなかおいしいんです。
限られた材料を上手に使い回す妙技ですね。
そして余裕で3人前はありそうな盛りの多さでHK$22。
店(屋台)のおばさんも親切でした。

ここは早くご紹介したかったのですが、写真の出来がイマイチなので再訪してからにしようと思ってたら、結局冬の間はチャンスがなく、次回まで持ち越すことになってしまいました。詳しくは連休明けまでお待ちください。
次回の香港旅行で再訪する店の筆頭、いや、ここに行くのが次回の香港旅行の目的と言ってもいいぐらい気合いが入ってます。【Kei】

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「大除夕」と「團年飯」

080206今日は大除夕(旧暦の大晦日)。
香港では大除夕の夜には家族で團年飯を食べる慣わしになっているそうです。
「團年飯」って何て訳したらいいのか難しいのですが、年末に家族揃って食べる食事と言ったらいいでしょうか。
聞けば職場で團年飯をやるところもあるそうですが、そうなると立派な忘年会の様相ですね。
広東料理のレストランも、「喜慶宴」とか「生意興隆宴」とか「花開富貴宴」とか、揮春にちなんだ旧暦の年末年始限定のセットメニューを売り出したりします。

大除夕にレストランに行くと、さすがに日にちが日にちだけに周りの香港人の客は家族連ればかり。
大除夕当日が都合が悪くて團年飯を食べられない人は前もって團年飯を食べておくとか…サービス業に従事する友達がそんなことを話してくれました。
香港人も含めて中国人は一緒に食卓を囲むことで家族のつながりを確認しているような気がします。
普段の生活では日曜日の飲茶の他に、暦や行事にかこつけて親戚なども一緒に家族で食事をするという習慣がまだ残っているようです。
香港も住宅事情などによって核家族化が進んでいますが、ともすれば希薄になりがちな家族のつながりが、こういう伝統的な生活習慣によって存続させられているのでしょうか。
もちろん、香港の狭さや交通網の発達も一役買っているんでしょうけど。

かつて2回ほど香港で大除夕を過ごしたことがありますが、香港人の友人一家に毎回せっかく團年飯に呼んでもらっておきながら、残念なことに夕食の時間に行けたためしがありません。
いつか実際に参加して間近で観察できる機会があればいいのですが…とりあえず来年と再来年は何とかなりそう?
でも今からこんなことを言ったら鬼に笑われますね。
とりあえず頑張って長生き(!)しなくちゃ。【Kei】

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青空市場の真ん中で「食」を思う

080202b南京街と甘肅街に挟まれた新填地街は細い道幅いっぱいにズラリと生鮮食料品の青空市場が立ち並んでいます。
青空市場の露店では主に野菜や果物が、道沿いの建物では肉や魚や雑貨などが売られています。
青空市場に並んでいる食材は何となく生き生きとした活力が溢れているような気がして、すごく魅力的。
逆に普段の生活で見慣れているはずのスーパーマーケットに鎮座している野菜や果物が澄まし顔に感じられてしまいます。
香港の「食」の原点を垣間見ることができる青空市場のブラブラ歩きは香港旅行の楽しみの一つになっています。

これらの食材は地元の香港産もあるでしょうが、大部分は中国大陸から運ばれてきたものとか。
中国産農産物の安全性についてはこのところ世間が騒がしいこともありますが、香港ではずっと以前から話題になってきたことです。
実際に香港に住む友人たちからは、残留農薬を前提にした食材の下処理や調理など、食事作りの時の苦労とか工夫について折にふれて聞いていました。
それを知ってか知らないでか、一部の日本人旅行者の方はことさら「香港の食べ物は大丈夫なのか?」と気にされているようです。
そこで私が感じたのは、我が家のようにほんの数日間滞在して帰ってしまう立場としては、安全性云々だのと疑心暗鬼になるより、せっかく香港まで来たわけですし普段とはちがった「食」に出会うチャンスを最大限に楽しむ方が幸せなのではないかということ。
これが香港で農薬が原因で入院する人が後を絶たないという状況ならばいざ知らず、もともと香港に行くと決めた時点で、ある程度の割り切りは必要だと思います。

一方で、オーガニック食品が中環など欧米人の多い地域を中心にちょっとしたファッションのような印象を受けることも否めません(あくまで個人的な見解です)。
香港でも(もしかしたら中国大陸でも)安全な食品を生産しようとする動きもあるとは思いますが、それもまだ少数派、発展途上の段階です。
オーガニック食品が下町の、それこそ新填地街の青空市場で普通に見られるようになったら、青空市場のブラブラ歩きは俄然楽しくなるでしょうね。【Kei】

おまけ*************************************************************
080202a「ブログのネタがない!」と「土曜日恒例ミーティング」で騒いだら、Hさんが「この画像あげるわ」とくださいました。
知り合いの方が返品するのに付き合った時に撮ったのだそうです。
ところで、このところの報道で知ったのですが、「ギョウザ」って「ギョーザ」なんですね。
長音だったとは知りませんで…これで一つ賢くなりました。

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季節モノNo.12 水魚

080115このところ厳しい寒さが続きますね。
今朝、最寄りの駅まで歩いたら風が冷たくて耳がちぎれそうでした。
こんな時に恋しくなるのが(?)身体を温める食材です。
そこで思いつくのが、「野味」と呼ばれるもの。
ヘビはその代表的な食材ですが、他には「水魚」とか「山瑞」と呼ばれるスッポンも割合おなじみです。
広東料理店では内臓を取り除いてブツ切りにしたものを蒸したり土鍋煮込みにしたものを見かけますが、我が家が特に気に入っているのが、火鍋の湯底(具を煮るスープ)としてのスッポン。

北芪准杞水魚鍋(薬膳とスッポン)の湯底は画像のように杞子(クコの実)や准山(干した山芋)入りの薬膳スープとスッポンのブツ切りをのせた皿が別々に出てきます。
スープが煮立った頃に皿のスッポンを入れ、それからは好みで注文した湯料(具)をいろいろ入れてひたすら食べます。
スッポンはゼラチン質タップリ、肉も旨味があって美味。
そうこうしているうちに、運ばれてきた時は透明だったスープもいい感じに白濁してきます。
そのスープを一口…もう絶叫するおいしさ。
この北芪准杞水魚鍋の楽しみは具を煮て食べる楽しみよりも最後のスープと言っても言いすぎではありません(きっぱり)。
しゃぶしゃぶを食べる時に肉以上に最後のスープを楽しみにしてセッセとアクを取り続けてしまうタイプの方それは私は、きっと好きになること請け合いです。【Kei】

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時代は「少甜」へ

080114このところ茶餐廳で「凍檸茶、少甜!」とか「凍咖啡、少甜!」のように「少甜(甘さ控えめ)」をつけて注文する声をよく聞くようになりました。
私自身も凍檸茶(レモンティー)や凍奶茶(ミルクティー)、凍咖啡(コーヒー)を「少甜」で注文することは時々ありましたが、「少甜」で注文する地元の人が増えたのはちょっとした驚きでした。

初めて香港へ行った当時、飲み物がすべからく激甘なのにカルチャーショックを受けて早や十数年。
例外的にホテルのカフェではシロップは別添えでしたが、「香港の飲み物は激甘がデフォルト」と悟って、その食文化とお付き合いさせていただいていたのですが、その後、烏龍茶に無糖が出てきたのを見つけた時は感激したものです。
そして現在、紙パック入りの檸檬茶まで「少甜」が登場して、当時から考えたら大きな変化です(画像以外のメーカーからも出ていました)。
飲んでみると、ちゃんと甘さ控えめでした。
香港でも「少甜」が定着しつつあるようです。

次なる願いは「走糖(甘味抜き)」が完全なる甘味抜きになって出てきてくれること。
「走糖」と言ったって完全に甘味を抜いた飲み物が出てくる確率はほとんどゼロで、飲んでみるとちゃんと甘くてガッカリすること数知れず。
逆の言い方をすれば、それだけ冷たい茶や咖啡と甘味は切っても切れない関係なのかもしれませんが…。
そのくせ茶餐廳で仮にシロップが別添えになって出てきたら、それはそれで落ち着かないでしょう。
一介の観光客のくせに、いろいろと注文がうるさくてごめんなさい。【Kei】

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「人情味」の鴛鴦@上環

071212雨の中を訪ねていった私たちに、売り切れだったはずの豬扒飽(豚ヒレバーガー)を親切にもホットドッグ用のパンで作ってくれた科記咖啡餐廳
ここは営業時間が短い上に日祝日休みという、ちょっと行きにくい店。
ずっと行きたいと思っていたのになかなかチャンスに巡り会えず、やっと今回(11月)再訪することができました。

席につくと、今回こそ豬扒飽を注文。
注文を取りに来たおばさんに「あー!あなたたち覚えてるよ」と言われて「げーっ!」と椅子ごとブッ飛んでしまいました。
わかりにくい場所だしローカル色の強い茶餐廳だけに、わざわざ訪ねて行った私たちは確かに珍客だったとは思いますが、まさか覚えられていたとは…。
改めて見回してみると、以前日本語で話しかけてくれた不思議なおにいさんや好奇心と好意の混じった熱い視線を送ってきたその他の店員さんたちも健在でした。
「半年ぶりだよね?」「また香港に来たんだね」とおばさんたちが元気よく話しかけてくれる傍らで、おじさんが寡黙ながらニコニコしながら世話を焼いてくれて恐縮します。家族経営かなぁ?

私はここの鴛鴦(茶)をずっと飲みたかったのでした。
初めて行った時はすごくおいしかったように感じた鴛鴦(茶)、今回は前回ほどの感動はなかったけれど、私たちを覚えていてくれて、話しかけてくれたり世話を焼いてくれたりする店員さんたちの気持ちに触れて、「人情味」という言葉をふと思い出しました。

大きく取った入口に近いテーブルからは斜向かいの百姓廟が見えます。
風に乗ってほのかに漂うお線香の匂いとちょっと郷愁を誘われるような路地のたたずまい。
しばらくぼーっとして(Hamは横で力いっぱい食べてたけど)店員さんから「またおいでね」という声に送られて店を後にしたのでした。ランチセットおいしそうだったわ。【Kei】

科記咖啡餐廳:香港上環荷李活道200號F&G座地下

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ブラックリスト入り第1号 満屋甜品

071206満記がまだ西貢にしかなかった頃、許留山に食傷気味だった私たちにとって、少し工夫したデザートを食べさせてくれる店として、満屋の存在価値はありました。
満記が店を増やすのと同様にこの満屋も銅鑼灣に支店を作り、拡大政策を取ったのは面白かった。
似たような名前同士、互いに切磋して味やサービスの向上に努めてくれれば、我々にとって願ったり叶ったりだからです。
「香港美食探訪」の特集で、満記と満屋のマンゴークレープを比較するという試みをやったこともあります。

気にはしていましたが、満記がお気に入りの私たちにとっては、それほど行きたい店でもなく、しばらくご無沙汰してしまいました。
久しぶりに行ってみると地元の香港人で結構にぎわっていて、それほど心配したことはないのかと思っていたのですが、これはとんでもない勘違いでした。

混み合っていたので、私たちのグループが二つのテーブルに分かれて座ることになったのは仕方がないことです。
しかし、最初に人数を告げていたにもかかわらず、「後からきたグループを何の断りもなしに先に座らせてしまうというのは、いったいどういう神経をしているのだ!」とまず一発。
しかし、「もともとサービスに多くを期待してはいけないのだ」と自分に言い聞かせます。

そして注文です。
チャレンジャー(?)の私は他店にないものを見つけると、ついそれを食べたくなってしまうという習性があって、菠蘿涼粉(パイナップル入り薬草ゼリー)なるものを注文。
「もし生のパイナップルが出てきたらこの店は一流」と試してみたつもりが、ちゃんとした缶詰でしたから立派な二流…と思ったのが再びとんでもない勘違い。
一口食べてみて、シロップに缶詰のシロップをそのまま流用しているというのに気づいた時には驚きを通り越して怒りさえ覚えました。
基本的に出されたものをちゃんと食べるという方針の私もさすがに一口、いや無理をしてさらに一口食べたところでギブアップしてしまいました。

Keiはと言えば、注文した鮮什果杏仁豆腐(果物入り杏仁豆腐)の代わりに鮮什果爽爽(果物入りアロエ)が出てきて怒っている。
しかし、もう呆れてしまって抗議する気にもなれず、代わりにお帰りモードに入ってしまったのでした。

その頃、少し離れたところのテーブルでは、Keiの後輩が香蕉班戟(バナナクレープ)を注文したのに榴槤班戟(ドリアンクレープ)が出てきて、屋外で匂いも見た目も区別がつかないのでそのまま食べてしまって仰天。
これが私ならビックリしただけで終わりですが、彼女はドリアンが合わなかったらしく気分が悪くなってしまったようです。
当然、取り替えてもらったのですが、後で勘定書きに榴槤班戟の分まで入っていたというお粗末さ。
しかも謝らない。
多くの香港の店でサービス態度が向上してきたというのに、頑なに悪いサービス態度を守っているのは目をつぶるとしても、究極なまでの手抜きと自分のミスを客に転嫁しようとするやり方はかなり悪質。

似たような店の名前の満記がどの店でもいつも気持ちよいサービスときちんと作られたデザートを提供してくれるのと比較すると、天と地ほどの違いです。
当分この店に行くことはないでしょうが、もし何年か後にまだ営業していたら改めて評価してみたいと思います。

というわけで、栄えあるブラックリスト入り第1号に決定です!【Ham】

滿屋甜品:香港跑馬地黄泥涌道35號

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季節モノNo.11 煲仔菜

  071204c  071204b  071204a 
今回(11月)の香港滞在中のある朝、テレビを眺めていたら、流れてきたるは美心MXのCM
ベートーヴェンの「運命」のBGMに合わせて土鍋の蓋がパカパカ開くのにHamと二人でバカウケしてしまったのでした。

で、くだんのCMでやってたのが煲仔菜。煲仔飯(土鍋炊き込みご飯)も。
煲仔菜とは、広東料理における土鍋煮込み料理をひっくるめた呼び方です。
秋冬になると煮込み料理が恋しくなるのは洋の東西を問わないようで、香港でもこの時期に季節メニューでよく見かけるようになるのが、煲仔菜を表わす「煲」の文字。
地味な見た目そのままにお惣菜的な味わいのものが多く、白いご飯がほしくなったりします。

羊腩煲「煲」の文字は入っていませんけど栗と鶏肉の煮込みの栗子炆雞(画像左)は、秋冬ならでは。
寒いと言っていいのか?香港は?季節にふさわしく、ちょっとコッテリめの味が共通の特徴。

一方、季節を問わずに食べられる煲仔菜もあります。
お手軽価格路線なら、たとえば、春雨と野菜を煮込んだ粉絲雜菜煲(画像中)や、マーボーナスに近いイメージの魚香茄子煲(画像右)や、塩漬けにして発酵させた魚を調味料代わりに鶏肉と揚げた豆腐を煮込んだ鹹魚雞粒豆腐煲。
ちょっと贅沢して粉絲肉蟹煲(春雨と蟹の土鍋煮込み)やすごく贅沢して粉絲龍蝦煲(春雨とイセエビの土鍋煮込み)など。
これらは初めて煲仔菜を食べようという人にも親しみやすいのではないでしょうか?
特に粉絲雜菜煲は野菜料理を一品入れたいけれど青野菜の炒めものばかりじゃ芸がない、いろいろな野菜を一品で食べたい、箸休めになるような一品が欲しい、と思う時にはうってつけ。
我が家のお気に入りの一つです。

画像の煲仔菜は全て益新美食館のもの。心霊写真に見えるのは湯気ですから!
栗子炆雞はメニューにありませんでしたが、ある方のリクエストにより事前に予約して作ってもらいました。
今日ご紹介した煲仔菜は広東料理を出す店ならメニューに載ってなくても作ってもらえると思います(断られた経験はいまのところゼロなので)。
これから香港に行かれる方は、煲仔菜をメニューに組み込んでみてもいいかもしれませんね。【Kei】

益新美食館:香港跑馬地成和道69號

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橋底辣蟹のマグカップ

071018 橋底辣蟹でもらったマグカップです(クリックすると画像が拡大します)。
画像奥は何も入っていない状態。
紺地に頼りなげなイセエビらしき甲殻類が描かれています。
ですが、中にお湯を注ぐとあら不思議。
画像手前のように紺地の部分に店の名前と名物の避風塘辣蟹の絵が浮かび上がるという仕組み。
しかも持ち上げたら『ジングルベル』のメロディーが流れるという凝りようです。
凝ってるのはいいんですけど季節を選ぶじゃない。
それに持ち上げるたびにピロピロと『ジングルベル』のメロディーが鳴るので、結構うるさい代物だったりします。

このマグカップを昨日の記事の正解者の方にさしあげます。
どしどしご解答ください。えっ?いらない?まぁそう言わずに…。【Kei】

橋底辣蟹:香港灣仔駱克道429號

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旅行会社手配のセットメニュー考

070903パック旅行なんて使うはずもないのに、香港旅行のパンフレットを時々もらってきます。
個人手配した場合との値段の比較や連れて行かれるレストランの確認が主な目的です。
実際にこのパンフレットが役立つことは99.9%ないと言っても過言ではありませんが、参考までに知っておこうというものです。

某旅行会社のパンフレットに高級ホテルの宿泊者向けセットメニューのプランが書かれていました。
"C"レストランの14000円のコースから"S"レストランの33500円までと、それそれは素晴らしいお値段。
おそらくそのレストランでも最も高いセットメニューに匹敵するか、それ以上のものでしょう。
私などは「へぇこんなん食べる人がいるんだ」ぐらいにしか思わなかったのですが、Keiはどうも納得がいかなかったらしく、自分でメニューを調べて、ほぼ同じ内容のものを組んで検証をしたのでした。

サンプルは某レストランの1人分31000円のコースです。
グランドメニューから同等のものを選んで、1個や1匹当たりの値段が出ているものはそのまま、多すぎるものは半分の値段に仮定した試算結果です(あくまで概算であることをご承知おきください)。

✤焗
釀鮮蟹蓋(毎位):HK$90
✤該当メニューなし:HK$680(「雲腿菜胆燉鮑翅」が最も近い?)
✤蠔皇原隻鮮鮑魚(毎只):HK$180
✤水晶蝦球皇(毎隻):HK$180
✤京醤爆西冷甫:HK$200→HK$100
✤該当メニューなし:HK$150(野菜料理は全てHK$150)→HK$75
✤鱆魚燒鵝鷄粒五穀飯:HK$160→HK$80
✤楊枝甘露:HK$45
✤合桃酥:HK$30
で、合計:HK$1606(サービス料込み)
HK$1≒16円として約25696円ですから、ちょっとした差が出ました。

今回はコースの料金のカギを握るフカヒレスープの値段がわからなかったので、最も近い「雲腿菜胆燉鮑翅」をあてましたが、このコース構成でHK$680の最高級品のフカヒレが使われているとは考えにくく、恐らくHK$300程度のものが妥当だと思います。
そうだとすれば、HK$380はマイナスされます。
また、最後の「合桃酥」ですが、このレストランは食後にクッキーが無料でサービスされます。
これが無料でサービスされるクッキーだとしたらHK$30はマイナスされます。
これで合計HK$410のマイナスとなり、計算しなおすとHK$1155(サービス料込み)、日本円にして約18480円となり、その差は12520円。

繰り返しますが、この試算結果はあくまで概算です。
旅行会社の手数料がどれだけで、実際に旅行会社がレストランに支払っている金額がどれだけかは知りませんから、一方的に旅行会社が儲けているとは言えませんが、この差はいったいどこから出てくるというのでしょうか?
旅行会社にセットメニューを申し込むことでメニュー選びで苦労することはないかもしれませんが、その代償は少なくないように思われます。
そのくらいならレストランに出かけてセットメニュー(たいてい日本語併記)を注文するとか、自分の好みを伝えて適当なメニューを組んでもらった方がずっと支払いに対して妥当なものを食べられるのではないかという気がします。
もちろん、レストラン側にも言い分があるでしょうし、旅行会社にも言い分はあるでしょう。
また、これを食べたご本人が「31000円の価値がある」と納得されるのでしたら、それでいいのです。
しかし、何となくビギナーを(言い方が悪いかもしれませんが)食いものにしているような印象を拭えないのです。

結果的に「香港の中国料理は高い」「高いのに味はまぁまぁだった」、下手をすれば「香港の中国料理はおいしくない」になり、日本人旅行者の香港離れにつながることにならなければ…と願うばかりです。【Ham&Kei】

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鮮果拼盤の謎

070726「鮮果拼盤(果物の盛り合わせ)」。
香港に通い始めて早や幾年、改めて考えてみるとこれほど不思議な食べ物はないんじゃないかと思います。
なぜなら、どのデザートよりもハズレのくせにどのデザートよりも高い!「燕窩」を除く。
たいてい1人前HK$60とか平気でする。
そのくせ皿にのっかってるのは、キュウリみたいなメロンとか味のないパパイヤとかうらなりみたいなスイカとか、果物に期待する心地よい甘味が感じられない果物ばかり。
こんなマズイのにどうしてこんなに高いのか?
一方で芒果布甸や楊枝甘露のように、鮮果拼盤よりも10倍ぐらいおいしいデザートがHK$10もHK$20も安いんですから、わけがわかりません。
コース料理にデフォルトで組み込まれている時も他のデザートに変えてもらったりして、なるべく避けるようにしています。

最も閉口するのが「敬送生果」とかで出てくるサービスの果物。
これは否応なしに奇襲攻撃をかけてくるので避けようがありません。
正直な話、我が家にとってはありがたくないサービスNo.1です。
しかし、せめてもの救いが、ハズレの確率が割合低いスイカの登場が多いこと。
そんな果物を出すぐらいならその分安くしてほしいところなんですけど、「サービスなんだから食べてけ!」と言われると頑なに拒否するわけにもいかず、「甘いスイカでありますように…」と念じながらセロハンの飾りのついた爪楊枝に刺して渋々いただきます。

ところで、亡き友人がサービスで出してくれたものは例外的においしかった。
マンゴーものってたし飾りつけもキレイでした。
だけど、それでもやっぱり鮮果拼盤は好きになれません。
デザートの一部として果物の盛り合わせがあるものについては注文することはあっても、鮮果拼盤を自発的に注文することは今後もないでしょう。

高いくせにハズレの多い鮮果拼盤。日本で売ってる果物が甘すぎるのか?
ハズレが多いくせにサービスで出てきちゃう鮮果拼盤。もしかして最高のおもてなしなのか?
謎はいまだに続いています。【Kei】

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二晩連続で居酒屋へ

070614もともと大好きだしサイトをやっていることもあって、香港では頑なまでに中国料理の食事にこだわる我が家ですが、去年の11月の和食デビューからちょっと成り行きが変わってきたような気がします。
もちろん朝・昼・晩の食事は中国料理、オヤツも中国系かローカル食というスタンスは変わりません。
だけど滞在期間も終わりに近づいてくると、食べたい物も一通り食べて満足してしまったし、Church Ladyさんともっとお喋りしたいということもあって、遅くまで開いている和居和居へ。
結局二晩連続で出かけてしまいました。

ここはお寿司からラーメンまで幅広くカバーしているので、欲張りな私には嬉しい品揃えです。
しかも、どれを食べてもハズレがない。
中でも私がすごく気に入っているのが、塩焼き鳥。
オーナー氏がすごく鶏肉好きということもあって、とにかく鶏肉がおいしいんです。
しかも焼き方の細かい注文も聞いてもらえるので、思ったとおりの焼き鳥を食べられるのです。
あんまりおいしいので、夕食もデザートもしっかり食べたのに、1本、2本、2本、と合計5本も食べてしまいました。
今、思い出しただけでもヨダレが…和居和居の塩焼き鳥は今回の香港旅行で一番心に残った食べ物かもしれません。
それから、おにぎりもおいしい。
中国産コシヒカリって侮れません。
モグモグしながら放心状態になってしまいました。

どんなに中国料理やローカル食が好きとはいえ、日本人のDNAってヤツでしょうか、生まれ育った味にかなわないことを実感しました。
「香港美食探訪」の管理人もすっかり骨抜きになったものです。【Kei】

和居和居:http://www.jsound25.com/waiwai_j.htm

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糖朝の新店舗@尖沙咀

070516_1 3月に糖朝に行った時、近いうちにちょっと北に移転するようなことが店のどこかに書いてあったので、実際にどんな感じか見に行ってみることにしました。
そしたら以前の店よりちょっと北に移転していましたが、とにかく店が立派で驚いた。
これじゃちょっとしたレストランも顔負けです。
よっぽど儲かってるらしい。日本だけで儲かってる?

以前の店よりゆったりとした感じで、奥には香港には珍しくカウンターもあってグループでも一人でも食事がしやすい雰囲気になっています。
2階もあるみたい(上がってないので詳細不明です)。
ただ、色が悪趣味とは言わないまでも、インテリアが金色を基調にしたキンキンキラキラ(クリックすると画像が拡大します)。
何だか仏壇の中にいるみたいな気分なのがちょっとだけ憂鬱。

メニューは以前とは変わってないようですが、メニュー兼オーダーシートにチェックして注文するスタイルは去年あたりから変わっているみたいですね。
今回はテーブルで普通に注文を取ってくれましたが、意外だったのは店の人の態度がよかったこと。
以前は仏頂面で超感じ悪い人ばかりだったのに、これはどうしたことか?
仏頂面で超感じ悪いのも糖朝の味の一つだと思っていた我が家としては、嬉しいような残念なような…。【Kei】

糖朝:九龍尖沙咀廣東道100號地下

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『食べ歩き!香港料理大賞』

070325講談社から、『食べ歩き!香港料理大賞』が出版されました。
香港政府観光局が2001年から行っているこの料理大賞は私たちにとって情報源の一つとして有益ですし、香港の料理界を活性化させるという意味でも重要な役割を担っていると思います。
しかし、改めて一つのガイドブックとして出版されたものを手にすると違和感を覚えました。

当然といえば当然のことながら、紹介している店が偏っていることに加え、この料理大賞が次第に創作料理コンテストの様相を帯びてきていて、香港の中国料理を代表しているのかどうか怪しいというのがその理由です。
中国料理と言えばエビチリ、麻婆豆腐、焼きギョウザが大好きな日本人に「他にもいろいろあるよ」と教えるのはよいことですが、近年の受賞料理における創作料理のオンパレードではあまりにも極端すぎます。

ビギナーの方がこの本を手にして、あるいは美食大賞料理のツアーに参加してこれらの料理を食べた時、それがおいしいと感じるかどうかは別にして、本当に香港の食に対して正しい評価をしてくれるのか、本当に香港を好きになってくれるのか、不安になります。

高いものではフカヒレスープの上湯の味、安いものならシンプルな青菜炒め…。
奇をてらったゴテゴテの受賞料理でない普通の料理でも、ちゃんと作られたものにはやはり感動してしまう。
料理大賞に参加していない店、あるいはエントリーしていない料理であっても実力のある店はありますし、おいしいものはいくらでもあります。
逆に「どうしてこれが受賞したの?」と疑ってしまうようなものだってあるのです。

序文に書かれた「…こんど香港を旅行したら、いつもの定番に加えて受賞メニューをオーダーしてみてください…」という一文から、筆者の方はこの本が普通の料理に食べ飽きたリピーター向けであるということを理解していると推察できるのですが、果たしてそれに気づいて買う人がどれだけいるというのでしょうか?

それから、細かいことですが、写真はほとんど政府観光局から提供されたものを使っている割にこの本の値段が少し高いと感じてしまうのはいかがなものでしょうか?
また、せめて店の名前くらいは誤字のないようにしてほしいところです。
「天賽閣なんて店あったっけ?」としばらく考えたり(実は天寶閣)、憺憺麺だったりすると(正しくは擔擔麵)中身以前の問題になってしまいます。
偏りがあるという点を除けばガイドブックとしての内容は悪くないし、コラムに書かれていることも有益なだけにこの誤字は残念。
次版では、誤字を修正するとともにリピーター向けの本であることを明確にしていただけたらと思います。【Ham】

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いたれりつくせりの火鍋店@銅鑼灣

070317火鍋(香港風の寄せ鍋というかシャブシャブというか)には夜食で出かけることが多いのですが、趣向を変えて夕食に出かけてみました。
以前から九龍城の大邊爐に目をつけていたのですが、『香港ナビ』で紹介されちゃった。
あんな大手と張り合えるわけないくせに内心あんまり面白くないので、目をつけていた別の火鍋店へ。

テーブルに通されると、茶髪のイケメンが「中国語のメニューは読めますか?」と丁寧に言いながらメニューを渡してくれました。
こういうタイプの店のおにいさんはえてして無愛想なんですが、イケメンで丁寧とはこれいかに。
替わって注文を取るおねえさんは具を煮るスープや具について丁寧に説明してくれます。
「魚がおすすめですよ」と言われたのですが、値段を聞いたら結構高かったので(当然か)、「高いからやめときます」と言ってもニッコリして感じがいい。
そして、食器が薄手の磁器というのも意外。
火鍋店では食器は厚手の陶器とかプラスチックが多いのに、ここはちょっとちがう。
取り箸も各自別にあるし、網杓子もしっかりした金属製でした。
テーブルの上が清潔だったのもポイント高し。

で、実際に食べ始めると…。

まめにスープに浮いたアクをすくってくれるんです。
それにスープの減り具合をちゃんと見てて、すぐに足してくれる。
空になったお皿はすぐに下げる。
これまで経験してきた火鍋店は目は行き届かない、頼んでも待たされる、愛想は悪い、の三重苦(を除く)。
普通、火鍋店は少ないマンパワーでやってることが多いのですが、このいたれりつくせりのサービスには正直驚きました。
いや、驚きを通り越して、ちょっと気持ち悪いぐらい。
かといって、サービスのよさが値段に反映されてるとも思えませんでした。
我が家における火鍋店の常識を覆す火鍋店。
在住じゃないのでサンプル数は少ないけれど、こんな火鍋店は本当に初めてでした。
このサービスが本物だったのか偶然の産物だったのか…謎です。【Kei】

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新生 翠園@銅鑼灣

070309 ひょんなことから銅鑼灣廣場に翠園が出店したことを知りました。
翠園と言えば美心集團、美心集團と言えば「點心(点心)」。
「使い勝手がよかったらラッキー」程度の軽い気持ちで出かけたらば…

ワゴン式飲茶でした!

新しい店だから合理化路線のオーダー式と思いきや、昔ながらのワゴン式なんて素敵じゃありませんか。
点心の名前のプレートには値段の区分もわかるようになってて、一応の参考にはなります(だって食べたければ特點だろうが小點だろうが腸粉だろうが気にせず食べちゃいますから)。

内装もテーブルセッティングは今っぽくオシャレ系。
開店は毎日10時だそうです。
新しい翠園のおかげで、銅鑼灣界隈でまた一つ持ちゴマが増えました。【Kei】

翠園:香港銅鑼灣銅鑼灣廣場二期3樓

追加情報***********************************************************
その後、開店時間は7時30分に変更されていました。
しかし何しろ変化の激しい香港のことですので、確認してお出かけください。

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季節モノNo.10 盆菜

070216旧正月が近づくと、盆菜のポスターを見かけるようになります。
盆菜は昔は新界では割合ポピュラーだったのですが、ここ数年は街中の広東料理店でも見かけるようになりました。
盆菜はもともと客家料理だそうです。
大きな鉢に海の幸や山の幸をギッシリつめこんで盛り合わせ、これを家族で囲んでつついて食べるんだそうです。
旧正月の前後、家族揃って食べるのに打ってつけですね。
持ち帰りもできるようです。
具は、干し貝柱、エビ、魚のつみれ団子、豚肉、青菜、ブロッコリー、シイタケ etc, etc, etc...
そこに干しカキ(「好市」に通じる)や髪菜(「發財」に通じる)など旧正月にちなんだおめでたい食材も加わります。

盆菜は鉢に盛りつけてソースをかけて食べるもんだとばかり思ってましたが、画像の太湖海鮮城のようにスープ煮みたいにしてコンロで温めながら食べさせるレストランもあるようですね。

味は日本の煮物を想像していただければと思いますが、「おいしい!」と目を輝かすものでもない代わりに、たくさんの具が入っているにもかかわらず、どれをつまみあげてもハズレなし。
縁起物だと思えば、そこそこ妥協できる味といったところでしょう。

まぁ何と言っても、家族揃って「團年飯(一家揃って旧暦の大晦日に食べる夕食)」を囲む、大除夕(旧暦の大晦日)に集まれないのならその前に集まって食事を共にするという文化は、Ham曰く「何かとイベント好きな一族」の私でも、心から羨ましく憧れてしまうのです。【Kei】

太湖海鮮城:http://www.taiwoorestaurant.com

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定番美食No.3 例湯

070208広東料理の夕食の時には何をさておき必ず注文するのが例湯(日替わりスープ)です。
メニューには「是日靚湯」とか「老火燉湯」とか書いてありますが、メニューに書いてなくてもたいていの店に置いてあります。
例湯の具は肉や魚や野菜、乾物や薬膳など、組み合わせはほぼ無限。
しかも、気候や体調に合わせて調合するところもすごい。
友人から「今日は咳が出るから杏仁と豚の肺のスープを食べたい」「疲れが取れるスープをお母さんに作ってもらった」というようなことを聞くと、「医食同源」を考え出した中国人の知恵を垣間見るような気がします。
彼らにとって例湯とは「食べる薬」みたいなものでしょうか?
確かに地味な色合いですが、薬っぽい味がしないどころか、どれを食べても(飲んでも)ハズレはありません。
一口食べる(飲む)と、柔らかな滋味が身体中に広がり心もホッと落ち着いて、心も身体も癒されるような気がします。
日本人における味噌汁と言うと語弊があるかもしれませんが、香港人の食生活と例湯は切っても切れない関係にあると思います。

画像の例湯は、大根とニンジンと豚肉を煮込んだ例湯。
庶民的な店では割合よく見かけます。
例湯はこんな器で出てくることが多く、まず具を全部別皿に取り出し、スープだけをお椀に分けます。
別皿の具は旨味が出てしまったおいしいものではありませんが、栄養分は残っているので、好みで醤油などをつけて食べることもあります。

注文の時に「例湯ください」と言うと、「今日の例湯は○○○○○○○○です」と一応名前を言ってくれるのですが、やたら長ったらしいし私には聞き取れない。
で、「出てきてからのお楽しみ」になるのですが、具をすくいあげるまでがワクワクというかドキドキというか、本当に「出てきてからのお楽しみ」なのです。
すくいあげた具を見てビックリしたり冷汗かいたり…擬似闇鍋体験(?)もできちゃって楽しいこと請け合いです。【Kei】

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季節モノNo.9 生炒糯米飯

070205秋から冬にかけて「腊味(臘味)」が出回る季節になると、それを使った料理もお目見えします。
中でも中国サラミとか中国ソーセージとか言われる「腊腸(臘腸)」は語感よりずっとなじみやすい季節モノ。
細かく切った腊腸(臘腸)とモチ米を炒めて炊き込んだご飯の料理です。
腊腸(臘腸)を細かく切っているので、モチ米との食感との相性もマル、モチモチした楽しい食感を味わえます。
見た目は黒っぽいですが、「老抽」という色づけ醤油を使っているので、全く醤油臭くありません。
むしろ、ほんのりした甘さを感じます。

腊腸(臘腸)はどちらかと言えばローカル色の強い食材ですが、ホテル内のレストランではこういった食材を上品に仕上げてあります。
ヘタレな我が家でも安心して注文できるので、とても助かっています。【Kei】

明閣:九龍旺角朗豪酒店

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凱悦軒の手書きメニュー

061227 今年最後の資源回収に合わせて、数年ぶりに雑誌の整理をしていた時のこと。
本棚の片隅から、亡き香港凱悦酒店は凱悦軒の手書きメニューが出てきました。
日付は1996年4月28日、Hamと2回目の香港旅行に出かけた時のものです(クリックすると画像が拡大します)。
久々にメニューを見ましたが、何十回と通った店だけに、料理の名前を全部思い出せるところが我ながらエライ!
でもそのアタマを他のことに活用したらどうだ!?ワタシ!!

それにしても溜息モノの達筆さです。
その昔、食事をした時にメニューをあちこちのレストランで書いてもらいましたが、凱悦軒のメニューの筆跡は抜群に美しかった。
現在はメニューをデジカメで撮るのでメニューを書いてもらう必要もないし、時々食事をしたメニューを書いてもらうことはあっても、ほとんどがワープロで、こんな趣のある手書きメニューに出会うチャンスもなくなりました。
このメニューを書いてくれたTonyさん、すごく親切な人だったなぁ…。
それにしても凱悦軒の閉店は本当に残念でした。
もう一度行きたいと思っているうちにチャンスを失ってしまったことが悔やまれてなりません。

こんなふうに現実逃避しちゃったおかげで整理は全然はかどらず。
結局、資源回収にも間に合わなくて、手つかずの古雑誌は引き続き本棚の一等地を占拠することになったのでした。【Kei】

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香港で楽しむ和食

061215 これは香港に限ったことではありませんが、私たちはどこへ行ってもその土地の料理を食べるというスタンスを原則としています。
ですから、香港で非中国料理を食べたのは数えるくらいしかありません。
ましてや、日本に戻れば食べることのできる和食をあえて食べたことはありません。
強いて言えば、香港人の友人のお付き合いで出かけた夜食で少しだけつついたのと(口に合わなくて死にそうになった)「地獄拉麵」という代物ぐらいでしょう。

ところが、「ちゃんとした和食を食べてみたい」という香港人の友人家族のたっての依頼を受け、香港で初めての和食を食べることになったのです。
しかし、下手にホテルの日本料理店なぞに連れて行って、後で伝票を見て失神するのは御免こうむりたいところですから、居酒屋へ行くことにしました。
居酒屋ならいろいろな料理を食べることができるし、香港の居酒屋は「居食屋」と呼ばれるくらいですから飲まなくても全く問題ない。
ということで、家族を連れて行くのにはピッタリです。
出かけたのは橋底辣蟹や越華會の近くにある店でした。

この店のオーナー氏は日本語ペラペラのアメリカ人で、スタッフの男性に至っては話をしても顔を見ても日本人なのに、実は香港人という面白いお店。
居酒屋らしく枝豆から始まり、サラダ、牛タン、アスパラベーコン、つくね、ししゃも、刺身盛り合わせ、握り寿司、サバの塩焼き、コロッケ、ハンバーグ、ラーメン、うどん、焼おにぎりなどなど。
さすがに人数がいるとたくさん食べることができます。
食材の質に多少の限界を感じたものもありますが、基本的には日本の居酒屋にいるのと変わらない味。
香港にいて、これだけのものをこの値段で食べることができるのなら立派なものです。

あまり和食を食べたことがないという香港人家族がどれだけ気に入ったのかはわかりませんが、少なくとも私たちには大満足の夕食でした。
長い香港滞在で中国料理に飽きてしまった方、香港に在住の方、たまにはこんな居酒屋に出かけられてみてはいかがでしょうか?【Ham】

和居和居:http://www.jsound25.com/waiwai_j.htm

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常連客の仲間入り?

061210 金華冰廳の菠蘿油(パイナップルパンのバターサンド)に感動した翌朝は、やっぱり金鳳茶餐廳のものも試したくなる。
ということで、同じメンバーに同行してもらって一日遅れの食べ比べに出かけました。
たまたまタイミングが悪かったのか、菠蘿油は焼いてから少し時間がたっていたのでしょう、冷めていたのが残念。
でも、金華冰廳のとの違いがはっきりとわかったのは収穫でした。
私たちが食べていると、一人の店のおじさんからいきなり親しげに声をかけられてビックリ。
しかも広東語で容赦なく一方的に話しかけてくるものだから、チンプンカンプン。
身振り手振りと貧しいボキャブラリーを駆使して考えるに、どうやら私たちの顔(JさんとKeiと私)を覚えているようなのです。
そういえば、このおじさんは9月にKeiと行った時も話しかけてくれたのですが、やはり広東語がチンプンカンプンで混乱したのでした。
2回も話しかけてくれたのに、おじさんの言っていることがわからない。
食べ終わってから後ろ髪をひかれる思いで店を出ようとした私たちに、また声をかけてくれました。
恐らく「次は2ヵ月後か?前回は2ヵ月前だったからな」と言ったのでしょう、「次は2月か3月になると思います」と答えると、「じゃあ2月か3月にな」と手を振ってくれました。
それにしても一介の旅行者の私たちが茶餐廳のおじさんに顔を覚えられるなんて意外でした。
高級店の常連客になるより(なってないけど)、少なくとも私にはとても嬉しい。
「香港美食探訪」もローカル食の世界へステージが変わりつつあるようです。【Ham】

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普通においしい福臨門

0612042003年2月を最後に福臨門魚翅海鮮酒家へはすっかり足が遠のいていました。
味のレベルの落ち込み方に私たち自身が非常に落胆してしまっていたし、周りからいい評判を聞くことがなかったからです。
しかし香港でこれだけ有名な店をいつまでも放置することもできず、決死隊(?)を募って久しぶりに九龍店を訪れました。
昼食時なので点心類を中心に様子見です。

當紅脆皮雞(丸鶏の素揚げ)はムチムチした肉とパリパリと風味豊かな皮がとてもよい。
鶏料理の苦手な私がおいしいと思うのですから、これは間違いありません。
上湯浸豆苗(エンドウの若芽のスープ煮)も下ごしらえを丁寧にやっているのでしょう、柔らかくてよかった。
しかしKei曰く「せっかくの『上湯浸』なのに何だかピンとこない」と手厳しい。
筍尖鮮蝦餃(エビギョウザ)、蟹黄蒸燒賣(シュウマイ)も市井のレストランと比べたら上のレベル。
福建炒飯(あんかけチャーハン)もおいしい。
しかし、昔はもっと大きなガラスの器で盛りが多かったような気がします。
6人で分けたらほんの少ししか食べることができませんでした。

蟹粉小籠包(蟹みそ入りショウロンポウ)はスープが抜けてしまうような失態はないものの、味については意見が分かれそうです。
昔は飛び上がるほどおいしかったのに、蟹みそとスープの融和が感じられず、コックリとした深みに欠けます。
魚翅灌湯餃(フカヒレ入りギョウザスープ)はスープの味に深みがなくて再び落胆。
「こんなもので上湯の味を評価してもらっては困る」とおっしゃる福臨門ファンの方には申し訳ないのですが、「こんなものでも昔は本当に本当においしかった」のです。

こんなわけで途中から失速してしまって、デザートも食べずに飛び出してしまった昼食でしたが、よくよく冷静に考えてみると「あの福臨門の料理」と思うから落胆するわけで、先入観を抜きにして考えてみれば、平均的な広東料理店よりレベルは高く、決して悪い店ではないと思います。
過剰に近いくらいのサービスもなくなり、普通の店としてならおすすめできるのではないかと思い当たったのでした。
ただ、かつての福臨門をご存じの方にはおすすめできません。
この先何年たっても、広東料理の世界に君臨したかつての名店が復活するとは思えないからです。
私たち自身も、これからは等身大の目線で、普通においしい店の一つとして福臨門と付き合っていければ…と思っています。【Ham】

福臨門魚翅海鮮酒家:九龍尖沙咀金巴利道53-59號

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カニは食いたしカネは無し

061120今年に限って大閘蟹(上海蟹)がやたら気になります。
いままではシーズンに香港に行ってもずっと敬遠してきたというのに。
しかも、あの天香樓の大閘蟹を食してみたいのです。
飲食業界の友人をして、正真正銘の陽澄湖産を食べられる唯一の店と言わせた天香樓
でも、1パイHK$800ともHK$1000とも言われると、さすがに勇気が出ません。
ウダウダ悩んでいる私の気持ちを知ってか知らないでか、「いいじゃん、天香樓行こうよ」「たまにはそういうのもええで」とノリのいい人たちがいてくださるおかげで、ますます途方に暮れています。
HamはHamで、「こんな酔狂なサイトやってる以上は避けて通れない道だよね」「やっぱり後学のために必要だよ」
お金払うのアンタだよ、わかっとるんかい?

…で、1ヵ月ほど悩んだ末に導いた暫定的結論。

1パイを2人で分けて食べる←ケチ!

好奇心と予算の間での苦渋の結論でした。
大昔、3バイの黄油蟹を6人で食べたことがあるので、今回もその作戦でいきます。
店の人につまみ出されませんように…。【Kei】
[FYI:画像は去年の秋に老香港酒家で食べたものです]

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火鍋の季節到来!

061116先週から季節がガラリと変わって寒くなりましたね。
もっともそれまでが異常な暖かさでしたが…寒さが大の苦手な我が家、特にHamは「早く春が来ねぇかな」と毎朝呟きながら出勤しております。

さて、こんな季節になりましたらば恋しくなるのが「火鍋(話し言葉では「打邊爐」)」。
当たり前ですが、看板に「火鍋」と書いてある店で食べられます。
香港式の寄せ鍋と言っていいでしょうか、湯底(具を煮るスープ)と湯料(具)を選んでオーダーシートに印をつけて注文します。
あとは運ばれてきた具を好き好きに煮てひたすら食するのです。
湯底は沙爹(サテー味)と清湯(すましスープ)の二色の「鴛鴦」に分けるのが結構ポピュラー。
具を煮たスープもしっかり味わいたいなら、醉雞鍋(骨付き鶏肉)とか北芪准杞水魚鍋(薬膳とスッポン)とかが個人的におすすめです。
最初からデフォルトで具がいっぱい入っている豬骨湯(豚骨・コーン・野菜入り)とか蕃茄薯粒鍋(トマトとジャガイモ)は追加の具が少なくてすむから倹約家さん向きかも?
具も余裕で30種類以上はあって何を入れようか迷いますが、牛肉と生菜(レタス)はお約束みたいなところがあります。
意外なところでは田雞(カエル)とか生魚片(ナマズの薄切り)。
字面だけで食わず嫌いをしていたことを後悔しました。
それから手元のオーダーシートだけじゃなくて壁に貼ってあるメニューもチェックしてくださいね。
サービス品とかビールのプロモーションを紹介していることがあります。

マンパワーをそれほど必要としないせいか、火鍋の店はたいてい深夜営業しているところが多いです。
それに食べる量も胃のキャパシティに合わせて調節できるし、結構お安い。
夕食第2弾に是非どうぞ!←?【Kei】

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マカロニ戦線異常あり!

香港の茶餐廳におけるフニャフニャのスープマカロニ(以下フニャマカと呼ぶ)は、普通の観光客にしてみれば、マズくて食べられたものではありません。
美食三昧の香港にあって、こんなものが存在すること自体が七不思議の一つと言っていいと思っています。
私の知る限り、例外は榮華茶餐廳蘭芳園くらいのものでした。
そんなフニャマカですが、「これも香港の食文化だ!」と割り切って「でもやっぱりマズイッ!」と思いながら食べています。
      
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「そういえば翠華餐廳のフニャマカを食べてないわ」と思い立って、朝食第2弾として翠華餐廳の朝食セットのアワビ入りフニャマカを食べたら、おいしいのでビックリ!
この申し訳程度にトッピングされている細切りアワビだけでこんなにおいしくなるはずもなく、「さすがに高級茶餐廳はちがうぜ!」と唸ってしまいました。
         
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そして、私たちが「茶餐廳のスタンダード」と勝手に決めつけている檀島
相席した女性が食べている漬物と細切り肉入りフニャマカが気になって仕方がない。
それで同じものを注文したらこのスープがスパイシーでおいしい。
もちろんゆですぎてフニャフニャになったマカロニの食感は健在ですが、もともと期待値をあまりにも低いところに設定していただけに、そのギャップに驚いたのかもしれません。
それにしても、この香港におけるマカロニの変化にビックリしてしまいました。

他の茶餐廳はどうなったのでしょうか?
マカロニ戦線異常あり!
次回はどの茶餐廳をチェックしましょうか?【Ham】

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欣圖軒のメニューを知る方法

060804欣圖軒は味もサービスも安定しているので、ちょっと贅沢したい時に安心して行けるレストランです。
その欣圖軒のメニューをチェックしたい時に便利なのが、"Intercontinental Sunday"というサイト。
ページ上にある欣圖軒のアイコンをクリックすると最新のメニューが見られるというわけです(クリックすると画像が拡大します)。
ちなみにグランドメニューは"Dining Homepage"から見ることができます。
このサイトは先月予約を入れた時にマネージャのFreddy Cheung氏から教えていただきました(彼は日本語がお上手です)。
実際にFreddyさん曰く、「メニューを全部公開するのはお客様のためになると思います。一部だけ紹介してもあまり役に立たないでしょう?」
太っ腹!アッパレです!
「ブログで紹介してもいいですか?」と尋ねると、「いいですよ。たくさんのお客様にこのページを知っていただきたいので」だそうです。
ますます太っ腹!惚れちゃう!←?
ちなみに、欣圖軒に限らず洲際酒店にはレストラン独自のサイトがあって、そこからテーブルの予約をすることができます。
こういったレストランが増えてくると、旅行者にとってありがたいですね。【Kei】

Intercontinental Sunday:http://www.intercontinentalsunday.com
Dining Homepage:http://hongkong-ic.dining.intercontinental.com/honic/index.shtml

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欣圖軒のカトラリー

060610a
いかにも高級感あるカトラリーと言えば、欣圖軒の翡翠のカトラリーが香港で一番でしょう。
麗晶軒時代にこれを初めて見た時は、本当に驚いたものです。
全部でいくらかかったというのでしょうか?
060610b 
ところが、よく見ると補修の跡があります。
特に強度的に弱い箸置きの魚の背びれが破損するらしく、接着剤でくっつけてあるのをよく見かけます。
いかにも補修したとわかるような黄色の合成ゴム系接着剤じゃなくて、せめて目立たない接着剤を使えばと思うのですが、残念ながらここのスタッフに接着剤の知識のある者はいないようです。
060610c
この翡翠のカトラリー、きちんと保管場所を決めて毎日数を数えているとのことです。
一度だけ見せてもらったことがありますが、値段が値段だけに簡単に補充がきかないので管理も大変なようです。【Ham】

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『超級マル食香港』との出会い

06060410年前、Keiに「おいしさが伝わらない」と言われてから料理の写真を始めました。
ちゃんとした料理写真を撮るのはプロの仕事、素人の写真は単に何を食べたのかおおよそ判別できればいいと割り切っていたのに、Keiの一言は固くなった頭に強く響いたのです。

今お手元にあるガイドブックを見てください。
昔のガイドブックの料理写真のレベルはこんな素晴らしいものではありません。
もし10年前のガイドブックをお持ちの方がいらっしゃったら見比べてください、その差は歴然としているはずです。
昔のガイドブックはまさに素人写真のオンパレード。
そんな中で唯一私の写真のバイブルとなったのが菊地和男氏の『超級マル食香港』です(厳密に言うとKeiの持っていた雑誌『太陽』の方で、それを再編集した『超級マル食香港』はずっと後になって手に入れました)。

今となっては古い情報ばかりですからガイドブックとしての価値はあまりありませんが、「おいしさを撮る」ことに関しては今でも私のバイブルであることに変わりありません。
おそらく、食べることに対する情熱のようなものが感じられるから「おいしさが伝わってくるのだ」と思います。

菊地和男氏にお会いしたことはありませんが、一度だけ電話で話をさせていただいたことがあります。
私からガイドブックに使われている料理写真のレベルが上がってきたと申し上げると「オレの弟子たちが活躍しているからなぁ」と少々自慢げに話されていました。
それが全て真実かどうかはわかりませんが、この『超級マル食香港』の与えた影響はおそらく大きなものであっただろうと思います。

香港に関しては、いまだこの10年前の『超級マル食香港』を凌ぐ料理写真を掲載した本を見たことはありませんが、東南アジアに関しては宮前祥子氏が写真を担当された『タイ&ベトナムおいしい屋台料理』(ガイドブックではなくて料理本)のライブ感は旅行写真の手本としても素晴らしい。

アジアと料理写真に興味のある方には、この2冊はおすすめです。【Ham】

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「香港」で思い出す味

0601111日1回は「あ~香港行きたい」と思います。
香港行ってアレとコレとソレ食べて…と想像するだけで暴れたくなります。
禁断症状と言ってもいいかもしれません。
それで、香港に着いたら一番に食べるものは「食べたい度数」の高い順から(店がやってなければスキップしますが)。
すごい勢いで店に飛び込んですごい勢いで注文して待つことしばし。
一口食べて溜息とともに広がる幸福感!
その「食べたい度数」は毎回変わるのですが、それがパイナップルパンのバターサンドだったりザボン入りマンゴージュースだったりエビワンタンスープだったりゆで鶏のせご飯だったり…なーんだ、結局安いものばっかりじゃん。

そろそろ禁断症状も限界です。
食い意地だけは何年たっても衰えませんね。

皆さんが「香港」で思い出す味は何ですか?
いままでread onlyの方!コメント残してくださると嬉しいです!【Kei】

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香港版アイスレモンティ

060109香港の茶餐廳でよく飲むのは凍奶茶(アイスミルクティー)ですが、Keiはやや食傷気味です。
先月の香港ではしばしば凍檸檬茶(アイスレモンティー、通称「凍檸茶」)を注文していました。
日本の喫茶店ならレモンの薄切りが1枚添えられているだけですが、ここ香港ではレモンの輪切りが初めから何枚も入っていて、その量はレモン1個の半分か3分の1くらいは使っているのではないかと思うほど。
それをスプーンを使ってガシガシと親の仇のように徹底的に潰してから飲むというのが正しい作法です。
ハンパじゃない酸味は眠い朝には一発で目が覚め、暑い夏には嵐のような爽快感に浸れること請け合い。
ちなみに甘味も初めからついています。
手前の菠蘿包(パイナップルパン)との相性もバッチリ…かどうかはお好みで。【Ham】

檀島咖啡餠店:香港灣仔軒尼詩道176-178號

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季節モノNo.8 羊腩煲

051219b今日の名古屋は1947年以来の大雪だったそうで、23cmも積もったそうです。
昨夜降りしきる雪を眺めて「これはすごいことになりそうだ」と思ったのですが、果たして朝起きてみると一面の銀世界でした。
深く積もった雪に驚きながら、ラッセルして出勤しました。
名古屋もさることながら、ここのところ香港も寒いそうですね。
寒い季節に恋しくなる香港の味の一つが、アツアツの煲仔菜(土鍋煮込みのおかず)。
中でも私たちの好きなのが羊腩煲(ヤギ肉の土鍋煮込み)です。
「羊」といっても実は「山羊」の「羊」ですが、味はマトンとほぼ同じ。
ヤギの肉と腐乳(発酵させた豆腐)風味の煮汁という個性の強い組み合わせですが、これがとてもよく合っていて、骨太の味わいに仕上がっています。
一緒に煮込んだ湯葉やシイタケもコッテリとした旨味を吸い、ハフハフしながら、つい夢中になってしまいます。

羊腩煲は、枝竹羊腩煲とか雙冬羊腩煲など枕詞は変わりますが、内容にそれほどちがいはありません。
ただ「羊腩煲」と言えば通じますし、たいていの広東料理店で食べることができます。

051219a次回の香港では久しぶりに羊腩煲を食べたいね…と言いながら、今日は和風の鍋料理をKeiと二人でつついたのでした。【Ham】

志記海鮮飯店:九龍太子運動場道1號5A

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季節モノNo.7 蛇羹

051209秋が来るとメニューにお目見えするのが蛇羹(ヘビのスープ)です。
とろみのあるスープにヘビの肉の細切りがタップリ、陳皮やシイタケの細切りなども入ります。
ヘビの肉は鶏のササミより少し歯応えがある程度で味も匂いも、ましてや模様など、一目でヘビとわかりません。
お好みで菊の花びらやミカンの葉の細切り、ゴマ入りのトッピングを入れてどうぞ。

ちなみにこのスープ、一言「蛇羹」で通じますがメニューには「太白五蛇羹」と書かれているのをよく見かけます。
文字通り5種類のヘビの肉を入れたものですが、ヘビの名前はアレとコレとソレ…書いてもらったメモが見当たりませんので省略。
食べると身体が温まり、これなら冬でもエアコンが鬼のように効いている香港でも大丈夫…かどうかはわかりません。【Kei】

鏞記酒家:香港中環威靈頓街32-40號

追加情報***********************************************************
これは1人前だけ注文して2人で分けてチマチマいただきました。
頑張って人数分注文する必要はありません。
怖いもの見たさで試したい人は是非どうぞ。

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季節モノNo.6 大閘蟹

0511019月になると大閘蟹(上海蟹)のポスターやのぼりが香港のあちこちで見られるようになりますが、「九月圓臍十月尖(旧暦9月のメス10月のオス)」と言われるように本当の旬は10月頃からでしょう。
上海蟹の楽しみは、黄金色のみそです。
ウニと卵黄を合わせたような濃厚で芳醇な味わいは「生きててよかった」と思える素晴らしいもの。
恥かしながら香港へ行くまで私は上海蟹というものを知りませんでした。
ところが神戸に住む香港へ行ったことのない友人たちでさえ上海蟹を知っているのに驚きました。
何のことはありません、神戸中心部の中華街などでも季節になるとそのテのポスターが貼られているのです。
その時は「さすがは神戸だ!」と感心しました。

さてこの上海蟹とは江蘇省一帯の湖で獲れる蟹のことなのですが、中でも陽澄湖産が最上級のホンモノとされています。
ところが、実にその95%はニセモノとのこと。
他の場所で獲れた蟹を陽澄湖産と偽って流通させる正真正銘のニセモノから、2~3日陽澄湖で過ごしただけのものまでさまざまです(日本では北朝鮮産のアサリで問題になりましたね)。
レーザーで刻印して識別するという方法やらタグをつけるという方法まで考案されましたが、全部コピーされてしまい全く打つ手がないという状態です。
香港で流通している上海蟹も、そのほとんどは陽澄湖産ではないそうです。
香港の中国料理店で働いている友人は「ホンモノを食べられるのは香港では天香樓だけだよ」と断言しています。
でも天香樓の上海蟹は普通の店の倍以上の値段ですから、おいそれと口にすることはできません。
結局、安心していいものを食べられるということで、神戸の老香港酒家で先日食べてきたというわけなのです。
施さんにはホンモノを買える独自のルートがあるそうなのですが、それでも「中国人は信用できひん」と言って(ご自分も中国の人なのですが)シーズンになると蟹を買いに毎週のように上海へ行っているのです。
「まぁカタイこと言わずウマけりゃ陽澄湖産でもヨソでも構わないよ」と鄧小平の「白猫黒猫論」みたいなことを考えるのですが、私自身ホンモノとニセモノの区別をすることができないのがつらいところです。
さて、おいしい上海蟹の見分け方ですが、とりあえず甲羅が脂で光っていて足の毛が長くて金色でズッシリと重みのあるものにはハズレが少ないのだそうです。
そうです、敬遠されるオヤジの典型例が上海蟹ではおいしい蟹なのです。
ただ、みその量は開けてからのお楽しみ…こればかりは運を天に任せるしかありません。【Ham】

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季節モノNo.5 煲仔飯

051028a10月頃から香港も秋を迎え、朝晩は涼しくなってきます。
これからの季節はおいしいものが目白押しですが、恋しくなるものの一つが煲仔飯(土鍋炊き込みご飯)。
昔々今は亡き醉湖海鮮酒家では、運ばれてきたご飯に醤油を回しかけると一旦蓋をして蒸らしていました。
でも最近は運ばれると同時に土鍋の蓋を持っていかれちゃうことが多いので、すかさず「蓋、置いといてください~」とお願いします。
醤油を回しかけて蓋をして数分、いい具合に蒸されたご飯を食べると、初めて煲仔飯を食べた醉湖海鮮酒家のことが思い出されて感傷的になってしまいます。

煲仔飯の季節には茶餐廳の店先で小さなガスコンロにのせた土鍋でご飯を炊いている風景が見られます。
満福樓や添樂園のように季節を問わず食べられる店もありますが(添樂園は夕方6時以降)、やはり旬は秋と冬、寒くなればなるほど人気です。
具は満福樓のようなホテル内のレストランでは万人受けするものが多いのですが、ローカル向けの店では内臓やカエル、そして独特の香りの中国風サラミ、豚の血を混ぜた腸詰め、干した豚肉などの「臘味(腊味)」をのせたものなど。
臘味(腊味)の煲仔飯は一部の高級店で出しているところもあります。
「臘腸」は軟弱な私たちにとって割合食べやすい腸詰め。
広東語で「臘腸」とはソーセージのことだそうです。
そして「臘腸狗」といえば…ダックスフンド!あまりにも直接的だ。

051028b今日は親バカ全開で実家の臘腸狗をご紹介させてください。
一人で留守番をさせられて腹立ちまぎれにゴミ箱を引っくり返したところをたまたま実家に行った私が現行犯逮捕した瞬間です。
一応反省しているのか、視線をそらしています。

さて、季節モノで忘れちゃいけないのが大閘蟹ですが、それはまた別の機会にご紹介したいと思います。【Kei】

添樂園:九龍九龍城福佬村道4號地下

追加情報***********************************************************
添樂園の煲仔飯で比較的なじみやすいのが、
北菇滑雞飯(シイタケと鶏肉)
豉汁肉排飯(スペアリブのトウチ風味)
窩蛋牛肉飯(牛挽肉と卵)
鹹魚肉片飯(塩漬け発酵魚と豚薄切り肉)
です。
これらのメニューは、たいていの店にはあると思います。

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季節モノNo.4 豆苗

051025香港で食べられる野菜は季節によって変わりますが、その中で最も好きなのがこの豆苗(エンドウの若芽)です。
若芽ですが、秋から冬にかけて食べることのできる野菜です。
日本のスーパーで見かける豆苗はエンドウ豆の発芽した苗なので、名前は同じでも別物です。
緑のカタマリみたいなもので、それだけでも健康にいいような気がしてきます。
高級店に行くと細かい茎まで丁寧に取り除かれていて柔らかい葉っぱだけ。
たかが青菜ですが、これでは値段が高くなるのも仕方がありません。
帰国する日の朝には市場に出かけてたくさん買ってくるのですが、火を通すと随分とかさが減ってしまい、二人とも好きなこともあってそれこそあっと言う間になくなってしまいます。
ちなみに通菜(空芯菜)と違って、帰国時の植物検疫では全く問題ありません。【Ham】

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香港式フュージョン料理考

051024今年の「美食之最大賞」のテーマは素材別ではなく「炸(揚げる)」「辣(辛い)」「齋(ベジタリアン)」、そして「中外薈萃」、いわゆるフュージョン料理が挙げられています。
先月出かけた私房菜の囍宴も多国籍料理&創作料理で、やはりフュージョン料理です。
この囍宴は香港で最も予約の取りにくい私房菜として有名です。
ところがアイデアだけが先走っていて素材や調味料の組み合わせの必然性が感じられないばかりか、実際に手間隙かけて丁寧に作るという点が欠けていて、残念ながら上質な料理と呼べるようなものではありませんでした。
それでも人気があるというのは私たち日本人の目から見たら随分と奇異なことですが、フュージョン料理に対する香港人の閾値は意外に低いという印象を持ったのです。

ところでフュージョン料理ではありませんが、それに近いものに新派広東料理が思い浮かびます。
それを世間に知らしめた周中シェフは、素材の組み合わせや味付けの斬新さ、しかもそれらの組み合わせにおいて高い成功率を誇った稀代のシェフと言えましょう。
今回フュージョン料理を食べてみて、周シェフの偉大さを改めて認識した次第です。

香港はフュージョン料理ではまだまだ他の国に遅れていると思います。
組み合わせの緻密さやプレゼンテーションに対する美意識は、残念ながらまだまだ発展途上と言わざるをえません。
しかし、だからといって欧米や日本に追いつこうとやみくもにフュージョン料理を追いかけるのはいかがなものか?
せっかく香港はレベルの高い広東料理のメッカなのですから、まずは広東料理の足場をしっかり固めてほしいと思うのです。【Kei】

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季節モノNo.3 黄油蟹

0507087月の声を聞くと黄油蟹の季節が来るなぁ…と思います。
とか言って1パイHK$600以上もするお高いお味ゆえ口に入ったのはたったの2回、旬がいつからいつまでとか、おいしい蟹の見分け方とか、予算がいくらとか、ぜーんぜん知りません。
こんなんで「香港美食探訪」の管理人しちゃいかんのですが、こういうお値段の高い食べ物って実は苦手なんです、すみません。
そんなわけで黄油蟹デビューしたのは3年前と結構遅かったんです。
で、記念すべきデビューですが、残念なことに「こんなもんか?」でした。
でも巷で騒がれている美味なのに「こんなもんか?」では情けないと思い、翌年再びチャレンジしました。
その時は1人1パイ食べる勇気と予算がなくて2人で1パイ注文したんですが、その時は「結構イケるじゃん」と思ったんですね。
2人で1パイですから蟹を半分に切ってもらったところ、オレンジ色の卵が全体に行き渡って爪の先までオレンジ色に染まってるんです。
口に入れるとネットリと濃厚な風味が広がって思ったより身が多くて…まぁそんなところでした。
フランス料理とかクセのあるチーズとかウニとかが好きな人には魅惑的な味だと思いますが、フランス料理もクセのあるチーズもウニも食べつけない庶民の私たちは「もういいや」でした。
ホント、「猫に小判」のお手本みたいなものです。
でも興味のある人は是非味わってみてください。
日本でもいろいろな中国の美味が味わえるようになりましたが、黄油蟹はまだまだ知名度が低いし何より香港で食べる方がはるかにリーズナブルですよ。【Kei】

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この店どこ?@中環

050607さて、今日は先日の「この人誰?@中環」の続きです。
例のガラス製の像の飾ってあった場所はこんな廊下になっていて、廊下の片側の壁は奥のワインセラーが見えるようにところどころガラス張りになっています。
置いてあるワインはなかなかの銘柄揃い(by sinpさん)だそうです。
この廊下の先(画像では手前側)に広いホールが二つあって、片方が広東料理の國金軒、片方が四川と南米のフュージョン料理の亮明居になっているのです。
こんなオシャレなインテリアからはこの店が中国料理のレストランだなんて想像もつきませんね。
國際金融中心や秋に開業する5つ星ホテルの客を意識しているのでしょうか、雰囲気やカトラリーや料理のプレゼンテーションに至るまで(お手洗いも!)いかにも欧米人好みという感じでした。

さて、あのガラスの像が諸葛孔明という理由について…。
このレストランで食べられる料理は四川料理で、四川は三国時代の蜀で、孔明は蜀の宰相だったから。
店の名前である亮明居の「亮」は孔明の名前だから。
…だそうです。【Kei】

亮明居:香港中環國際金融中心第2期3樓3101-3107

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季節モノNo.2 通菜

050509最近はスーパーでも「空心菜」という名前で売られているのを見かけるようになりました。
5月に入るとメニューに載らないまでも、青野菜の料理をお願いすると、たいてい名前が挙がる野菜です。
中が空洞になっていてシャキシャキとした食感が食欲をそそります。
高級店ほど柔らかく、中級店や屋台になると歯応え十分と、食べる場所によって食感が変わるところがお見事。
調理方法はシンプルに塩で炒めた清炒通菜、腐乳(豆腐を発酵させた調味料)と細切り唐辛子で炒めた腐乳椒絲通菜、蝦醤(エビを発酵させた調味料)で炒めた蝦醤通菜、はたまたニンニクのみじん切りと一緒に炒めた蒜茸通菜など。
この画像は鏞記酒家の蝦醤蝦干炒通菜です。
通菜を蝦醤と蝦干(いわゆる干しエビですが、生のエビを干したもの)で炒めたもので、大ぶりの蝦干が存在感をしっかり主張して、海の香りがタップリ感じられる一品です。【Kei】

鏞記酒家:香港中環威靈頓街32-40號

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季節モノNo.1 冬瓜盅

050412旬の食材を食べるのは香港旅行の最大の楽しみです。
ゆえに、どのレストランに行っても我が家が真っ先に見るのは季節メニュー。
普段でも季節限定モノや期間限定モノに弱い私たちは季節メニューの誘惑に本当に弱くて…サイトを作る上では季節に関係ないグランドメニューから選んだ方が読む側の人には便利だということは重々承知なのですが…多少の葛藤を覚えつつ季節メニューから料理を注文することが多いということをここで告白(懺悔)しておきます。

季節モノの中でもとりわけ好きなのが、冬瓜盅(冬瓜の二重蒸しスープ)。
中身をくりぬいた冬瓜の中にキヌガサタケや蓮の実、花のつぼみ(正しい名前忘れました)などを具にしたスープを入れて蒸し上げたもので、5月初めから8月の終わりまで広東料理のレストランで食べることができる夏の期間限定モノです。
具だくさんのスープを食べる楽しさもさることながら、優しいスープの味をしっかり含んで軟らかく蒸し上がった冬瓜のしみじみとしたおいしさに心が癒されます。
4月の連休や夏休みに香港へ行く時には「冬瓜盅食べられるね♡」とHamともどもウキウキ。
ただ、このスープは何しろ巨大なのがつらいところ。
以前果敢にも2人だけで挑戦したことがありましたが、さすがの我が家も半分も食べないうちにギブアップ、たまたま持って行った巨大なタッパーが大活躍でした。
やはり最低でも4人はメンツを揃えた方がいいでしょう。
また、突然注文しても受けてもらえないこともありますので、前日までに予約をした方がいいかもしれません。

画像の冬瓜盅は今は亡き環龍閣のものです。
「高いだけ」「特徴のない味」という声も聞きましたが、私自身は「高すぎず安すぎず」「気取りすぎずくだけすぎず」その中庸さが好きで長い間通っていた店でした。
昨年の秋に経営が変わってマネージャもシェフもいなくなり、看板も変わりました。
移り変わりの激しい香港では決して珍しくない話ではありますが、私の中で拠り所の一つを失ったような、そんな気分です。【Kei】

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