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月餅の販売に見る訴求のちがい@HKG

110903
香港国際空港の制限区域内で見かけた月餅売り場です。
鴻星海鮮酒家(Super Star Seafood Restaurant)と半島酒店(Peninsula Hotel)もちろん嘉麟樓のものではないの月餅が売られていました。

日本人ですから、まずは日本語に目が行きます。
「最愛の人に美味しい月餅を買ってあげましょう」
明らかに香港土産を意識しているのでしょうが、「最愛の人に…」というのは日本人の感覚としては合わない。
これはどうやら英文の直訳のようですが、意地悪な私は「最愛の人でなければおいしくない月餅でよいでしょう」という正直な言い分なのだろうと裏側を読んでしまいました。
さて、ここに売られていたものは果たしてどちらだったのか?
あいにく、どちらも買わなかったので真相はわかりません。

私は英語が苦手ですが、英文の"purchase"には、違和感を感じました。
"purchase"というのは会社の購買部門などが使う言葉で、「買う」というよりは「調達する」というイメージがあるのです。
しかも命令形ですから「調達しろ」ということになり、およそ個人客向けの表現とは思えない。
恐らく月餅への関心が低いと思われる欧米人への対応は大雑把なものとなっているのでしょう。

最後の中国語は「百分百香港制造」です。
中国本土では食品安全が疑問視されていることから、「すべて香港で作っています」というのは、中国人が求めるものをストレートに伝えています。

表現は異なるものの、「最愛の人には100%香港製の月餅を買ってあげましょう」と意訳することができると思います。
なお、この中国語の部分だけ背景を黄色にして目立つようにしていることからも、ここの月餅がターゲットにしているのは中国人であることが読み取れるような気がします。【Ham】

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