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名店の凋落? 天香樓

111016a秋になると大閘蟹(上海蟹)を思い出すと同時に、「大閘蟹を食べるならあの店」と真っ先に言える店がすでになくなってしまった寂しさも感じています。

あれは2年前のこと。
久しぶりに、のぶさん、Church Ladyさん、Hさん、Jさん、私の後輩、そして我が家と勢揃いしたので、「上海蟹をちゃんと食べたことがありませ~ん」と言う後輩に「じゃあここで食べるべきだよ!ここは絶対においしいから!」と請け合って、豪勢に天香樓(Tin Heung Lau)へ行くことにしたのでした。

でも結果は残念以外の何物でもありませんでした。
料理の味は全体的に精彩を欠いていて、この店の得意技だったはずの、一見何気ないようでいて実は丁寧な素材感の演出というものが感じられませんでした。
東坡肉蟹粉撈麵もおいしくなかった。
特に東坡肉の味は脂の処理が雑で肉にも味がしなくて、本当にひどいものでした。
唯一、大閘蟹の質に救われたけれど、1匹HK$550もするんだから当然と言えば当然かもしれません。
お代わりしたいほど好きだった酒釀湯丸もいまひとつで完食ならず。
これで1人HK$1000以上、かなり不満が残りました。

この数年間で我が家の舌が奢ってしまったとは到底考えられないし、他のメンバーも首をかしげていたから、もしかして味が落ちたのかしら?
百歩譲って、たまたまこの日のアタリが悪かっただけなのか、考えたくないけれど、まさかの名店の凋落なのか、真偽のほどはわかりません。
でも、最近の香港には評判のよい杭州料理の店が他にもあるし、我が家も大閘蟹への執着が薄れちゃったし、少なくとも次回はないように思われます。【Kei】

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