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文武廟にて思ふ事@上環

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この文武廟(Man Mo Temple)には学問の神様「文昌帝君」と三国志の英雄で関羽が神格化された武術の神様「関聖帝君」が祀られています。
香港へのツアーに組み込まれることが多いのですが、ここを訪れるのは久しぶりのことです。
どちらの神様も、もともと人間で、謀略によって死に至ったというところが似ています。
このあたりの中国人の心情は日本人とかけ離れたものではないという気がします。

関羽については、映画"Red Cliff"でも有名になった赤壁の戦いで、敗れて落ち延びてきた曹操をかつて世話になったという恩義があったために見逃してしまうという、恐ろしく義に厚い人物とされています。
本来なら軍規に従わなかったということで処刑されても仕方がないのに、主君の劉備は咎めることすらしないというのがすごい。
最後にはその性格が災いして、みすみす敵の罠にはまり死んでしまったという、中国人に人気のあるのはおよそ世渡りの下手な人物であったというのが興味深い。

「華人社会はコネの社会」だとしばしば揶揄されますが、それは彼らが義を重んじることの一つの表れのような気がします。【Ham】

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