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「オトナの社会科見学in香港」食事会@金滬庭

金滬庭京川滬菜館(Golden Shanghai Cuisine)は東涌の東薈城(City Gate)で唯一の中国料理のレストランです。
寶蓮寺(Po Lin Monestary)から昂坪360で東涌に戻った私達の昼食がこの店でした。

香港には「金葉庭」とか「金滿庭」とかいった似たような名前のレストランがありますが、全く無関係でしょう。
他にも紛らわしい名前のレストランの事例がいくつもありますので注意が必要です。
蛇足ですが、デザート屋の許留山を「ホイラウサン」と読まずに「ホウライサン」と勘違いされている方もおられます。

「京」は北京、「川」は四川、「滬」は上海を意味していて、単純に考えれば「広東料理以外の中国料理の主だったものを一通り出します」ということになりますが、実はこの店には広東料理もあって、要するに「中国料理なら何でもあります」という店です。
店の中は日曜日ということもあって家族連れで賑わっていました。

もしこの店を利用することがあったら、是非おすすめしたいのが北京片皮鴨(北京ダック)です。
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食べ方は二通りあって、それは「北京式」と「広東式」と呼ばれています。
北京式は肉まで削ぎ取って食べるというもので、広東式は皮だけをまず食べて、肉は他の料理にするというもの。
「京川滬」という看板から北京式を想像していたのですが、実際に出されたのは皮だけの広東式でした。
実を言えば、私はアッサリした広東式の方が好みです。

食べてみると、広東料理の高級店には及ばないものの、ちゃんとパリパリ感があっておいしい。
このクラスのレストランとしては上出来です。
しかし、不思議なのは皮を剥がされた後の肉です。
香港では通常ならば、「兩味」といって、残りの肉で他の料理(細かく切って炒めたものをレタス包みにするのが代表的)を作ってもらうこともできるのに、この席では全くそういったことがありませんでした。
料理の値段は皮だけしか含まれていないという仕組みなのでしょうか?
このことだけは、よくわかりませんでした。

今回の昼食のために特別に用意されたメニューはこちら。
✣南北五小碟
 ✢蒜茸四季豆
 ✢海蜇青瓜絲
 ✢芥茉鮑片
 ✢脆皮素鵝
 ✢四喜烤夫
✣宮保蝦仁
✣砂窩雲腿津白
✣蒽燒海參
✣清蒸大海斑
✣北京片皮鴨
✣瑤柱扒豆苗
✣大班炒飯
✣擂沙湯丸
✣鮮果拼盤

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失礼を承知で言えば、この店は「中国料理のファミレス的なレストラン」です。
香港の、しかもわざわざ東涌まで時間とお金をかけてまで出かける価値はないと思います。
それに、いろいろな中国料理を比較的低価格で食べさせてくれるということからして、その限界は推して知るべしです。

しかし、広東料理を食べに出かけて行っても、不意に四川料理の麻婆豆腐を食べたくなるという人もいますから、addのビュッフェと同様にいろいろな選択肢が用意されているというのは、決して悪いことばかりではありません。
東薈城名店倉(City Gate Outlets)へ立ち寄った時や昂坪360を利用した時などでの利用価値は十分にあると思います。【Ham】

金滬庭京川滬菜館:大嶼山東涌達東路20號東薈城1樓119號舖

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コメント

こんばんは〜
普段行かないようなレストランばかりなので、とても興味深く読ませていただいています。

>広東料理を食べに出かけて行っても、不意に四川料理の麻婆豆腐を食べたくなるという人もいますから

個人的な意見としては、日本にいる時はありですが、せっかく香港にいるんだから、絶対広東料理!と思ってしまいます(笑)

投稿: Church Lady | 2012年12月 4日 22時46分

Hamさん、こんにちは。
香港社会科見学ではお世話になりました sumiです。
許留山を間違って読んでいたのは、私でした。看板を読めば分かりますよね。
私も以前に間違った記述を見たのだと思いますが、恥ずかしいです。
(他にも間違いや勘違いが多々あるかとは思いますが・・お許しを)

店名に限らず、お料理の名前や調理法になると、さっぱり分からないので
Hamさんの記事は、いつもとても勉強になります!
教えていただいて、ありがとうございました。
これからも一読者として、更新を楽しみにしております。

投稿: sumi | 2012年12月 5日 14時36分

Church Ladyさん
こんばんは。
Ham出張中につき代わりにお返事させていただきます。
私自身も今回のツアーの食事は自分で選ばない店ばかりでしたので、とても興味深かったです。
個人的な意見では私もChurch Ladyさんに大賛成です。
せっかく香港にいるんだったら毎日三食広東料理でもいいぐらいです♪

投稿: Kei | 2012年12月 5日 19時56分

sumiさん
はじめまして。
Ham出張中につき代わりにお返事させていただきます。
その節はオットが大変お世話になりました。
あんなむさくるしいオッサンをお仲間に入れていただいてツマとしましては本当に心から感謝しております。
許留山のことを「ホウライサン」と読んでいるのは何を隠そう私の知人です。
愛知県には「鳳来山(ホウライサン)」という地名があるので、つい間違えてしまうみたいですよ。

間違いや勘違いは我が家は日常茶飯事です。
ブログをアップロードする前に本当に間違いがないか二人で確認しても、やっぱり間違いや勘違いは付き物で、お一人でブログをしていらっしゃる方のご苦労を思うと頭が下がります。
sumiさんのブログをいつも楽しみに拝見していますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: Kei | 2012年12月 5日 20時03分

Keiさん、はじめまして。
お返事ありがとうございます。たびたび、sumiです。
日本人には「ホウライ山」のほうが発音しやすい気がしますね。
ずっと勘違いしていたので、訂正できて良かったです。
ご友人のお話とは知らず、思わずハッとしてしまいました(笑)

お礼が遅くなってしまいましたが、香港滞在中は ご主人様に
大変お世話になりました。年下の女性ばかりで居心地悪かったのではと
お察ししますが、Hamさんはチームに馴染んでいらっしゃいましたよ!
食事の場になると、為になるお話をしてくださるので 皆にとって
「先生」のような存在になり 沢山の質問にも答えてくださいました。

そして、話の端々に Keiさんのことを気にかけている様子が伺え
とても仲の良いご夫婦で羨ましいと こっそり話していました。
今後もブログにて、香港のことを色々教えていただけたらと思います。
長々と失礼いたしました。   旅の記憶-travelogue- sumi

投稿: sumi | 2012年12月 5日 22時30分

sumiさん
再びこんばんは。
確かに「ホウライサン」の方が言葉としてなじみがありますし発音もしやすいですね。
それがまた外国語の難しさや面白さにつながっていくのですけれど。
私もふざけて「ホウライサンへ行くぞー!」なんて言うこともあります。

今回のツアーは本当は私が参加したかったのですが、諸般の事情によりオットの名前で応募しました。
礼儀正しくとても素敵な女性ばかりでとても楽しかったそうです。
エラソーに食べ物の話をしたかもしれませんが、それを聞くと冷や汗モノです。
実はブログの記事も(特にレストランの記事は)私が結構ツッコミを入れてますので、オット自身も勘違いしていることがあったと思いますし、私自身も勘違いしているかもしれません。
間違いがわかったら訂正します。

今回の香港旅行は二人で行動できる時間が短いワケあり旅行の様相でしたが、それもまた楽しい思い出になりました。
オットにとっても素敵な出会いがあり、見聞を広げるよい機会になったと思います。
本当にありがとうございました。
こちらこそこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

投稿: Kei | 2012年12月 5日 23時01分

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