「食」メモNo.15 東來順
ずっと気になっている店はたくさんあるのですが、我が家のように2泊3日という短い日程で香港へ出かける身としては、新規開拓は意外にできないもの。
東來順も気になりつつ行く機会を逃していたのですが、3月にやっと行くことができました。
ここも2013年版『米芝蓮指南香港澳門2013(Michelin Guide Hong Kong & Macau)』で一つ星を獲得しています。
店の雰囲気は高級感溢れる…という感じではありませんが、割合いい雰囲気にまとまっていました。
注文したのは、
✣燻蛋(茶葉でスモークしたアヒルの卵)
✣鶴湖蟹影(蟹とイセエビと塩漬け卵の黄身のライスクラッカーのせ)
✣火鍋(北京風寄せ鍋)
*傳統清雞湯鍋(特製チキンスープ)
*羊肉上脳(特上マトン)
*羊肉巻(マトンロール)
*田園蔬菜組合(青野菜盛り合わせ)
*韮菜羊肉餃(マトンとニラのギョウザ)
*手打三色麵(手打ち麺の3種盛り)
✣奶黄紫米糕(カスタード入り紫米のお餅)
✣茘枝玫瑰糕(ライチとバラのゼリー)
燻蛋は普通においしかったけれど、鶴湖蟹影は蟹と鹹蛋黄(塩漬けアヒル卵の黄身)の濃厚な味と土台のクラッカーのパリパリした食感の対比と横に添えられた蟹の形の黒酢のゼリーとの組み合わせが楽しい。
「美食之最大賞(Best of the Best Culinary Award)」で「至高榮譽金奨」を獲得したと店が自慢するだけあるかな…という感じ。
そして火鍋(寄せ鍋)ですが、コースもありますが(HK$2380/4人、HK$1280/2人)、我が家は単品から食べたい物を選んで注文しました。おかげで選ぶのにさんざん悩みました。
鍋に入れる具材は北方を意識して今回は羊肉中心に選びました(ラムはありませんでした)。
テーブルクロスの下がIHヒーターになっていて、火を使わずに美しく鍋を楽しめるところがさすが高級店。
つけだれ用の薬味や調味料もテーブルごとに新しく用意されているところも、さすが高級店。
きわめつけは給仕の人が付きっきりで具を煮たり取り分けてくれたり、と至れり尽くせり。
具材の質も味も申し分ありません。
デザートもおいしくて、満足満足。
これで合計HK$1351。
Hamと二人だけでHK$1000超えの食事なんていったい何年ぶりだろ?
第一、注文した火鍋の具材はどう考えても二人分では多すぎ。
それに鶴湖蟹影も1個HK$90だったし。
値段だけを見ると高いことは高いのですが、一応ホテルの中のレストランだし、吟味された材料を使っていることや付きっきりで世話を焼いてくれることを考えると、妥当な値段でしょうね。
今度行く時は人数を揃えて行こうっと♪【Kei】
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